【志賀貢 男の羅針盤・実践編】
【やっぱり海の幸は名刀づくりの特効薬】
古来、男の名刀を作るためには、男性シンボルで障子を破る、あるいは棒で棒を叩くのが有効だ、などとささやかれてきましたが、いずれも大誤解です。
男性シンボルには、1つの尿道海綿体と左右2つの陰茎海綿体があります。それらが充血することで勃起現象が起こるわけですが、この海綿体に血液を流し込む動脈が若さを保つカギを握っています。血管が若々しく弾力性に富み、動脈硬化などと無縁の状態を保てば、幾つになっても朝立ちや、いざ鎌倉という時の勃起現象を起こしてくれます。
この血管の若さを維持するためには、何といっても食事が大きな役割を果たします。動脈硬化を防ぐEPAやDHAをふんだんに含む食材を普段から食べることが必要です。
日本男児の男性シンボルは、世界に冠たる硬度を持っている、と言われますが、その秘密はこれらの成分を含む魚介類を食べる習慣があるからと考えられます。
その海の幸の中では、イカ、タコ、生ガキ、ホタテが四天王です。たとえば、イカでは、次のような料理が名刀誕生に役立ちます。
①新鮮なイカそうめん
②イカの沖漬け
③イカ墨のスパゲティ
④イカ飯
⑤イカ明太子
⑥ゲソのにぎり
⑦イカの一夜干し
⑧炙りスルメ
また、イカには男性ホルモンのテストステロンの原料となるコレステロールが含まれていて、イカを食べれば、勃起現象が起こること必定。名刀をいつまでも持ち続けるために今夜からイカのパワーにあやかろう。
☆しが・みつぐ 北海道生まれ。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程を卒業。臨床医として診療を行うこと50年超、現在も現役医師として日々患者さんに接している。文筆活動においてもベストセラー多数。性科学の第一人者にして、近年は高齢者の臨終や性に関しても健筆をふるう。最新刊は「コロナワクチン3回目打ちますか? 医者の私が接種しない理由」。