【病気を吹き飛ばす食図鑑】アボガド「生命の源」とも呼ばれる超健康植物

2021年10月03日 10時00分

【石原結實 病気を吹き飛ばす食図鑑】中南米原産のクスノキ科の熱帯性常緑喬木。

「森のバター」と言われるのは、獣肉に匹敵するほどの脂質(約20%)を含んでいるため。

 しかも、この脂質は動脈硬化を促進する動物性脂肪(飽和脂肪酸)とは真逆の血中コレステロール低下作用を持つ不飽和脂肪酸のオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミチン酸などにより成っている。

 タンパク質もフルーツの中では最高の含有量を誇り、ビタミンB群、C(約30ミリグラム/100グラム)、E(3グラム/同)、Aやスクワレンなどを多く含むため、アボカドは「生命の源」とも呼ばれる超健寿食物である。

 食物繊維も多量に含まれるので、整腸作用を発揮。腸内の余分なコレステロール、脂肪、糖、塩分、発ガン物質などを大便と共に排泄してくれるので、高脂血症、動脈硬化、高血圧、血栓症(脳梗塞、心筋梗塞)、大腸ガン…など生活習慣病の予防にも奏効する。

 アボカドの食べ方は多岐にわたる。サラダの具にしてもよいし、半分に割ってスプーンですくって食べてもよい。バター状にしてパンに塗っても食べられる。

 フルーツなのにご飯や醤油、ノリなどとも相性がよく、寿司種としてもマグロのトロと間違うほどの旨さがある。

 消化がよく、栄養満点のアボカドは老人や病人の保健・健康促進食としても最適だ。 

☆石原結實(いしはら・ゆうみ)1948年、長崎市生まれ。医学博士。イシハラクリニック院長として漢方薬と自然療法によるユニークな治療法を実践するかたわら、静岡・伊豆でニンジンジュース断食施設の運営を行う。著書は300冊超でベストセラー多数。最新作は「コロナは恐くない 恐いのはあなたの『血の汚れ』だ」(青萠堂)。
 

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