【シモの話】10月からマイナンバーカードが保険証に!

2021年09月26日 10時00分

【泌尿器科医・高橋亮 シモの話】こんにちは。梅毒の話が3回続きましたので、ちょっと閑話休題です。

 私は実は血圧が高めで、ときどき近くの内科で診察を受けたりしています。また、先日は健康診断で視力の低下が指摘されて別の眼科に行きました。でも、そのたびに診察券が増えていってしまい、財布の中がカードだらけになってしまいます。これ、皆様の中にも同じ思いをしている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 そこで私は、今年の2月から自分の診療所での診察券の発行をやめることにしました。どうせ保険証の確認をしなくてはならないので、保険証で身分を確認して受け付けをしてしまえば診察券は不要だと思ったからです。当初は診察券がなくなることに何となく不安を感じていましたが、半年たった現在まで大きな混乱はありません。患者さんには「当院では診察券を発行していないので毎回保険証での確認となります」と説明するとほとんどの方が納得してくださいます。これで少しでも財布の中が軽くなると良いですよね。

 また、あまり知られていないのですが、今年の10月からはマイナンバーカードが一部の医療機関で保険証として使えるようになります。当院は今年の10月からの導入には間に合わないのですが、令和5年までには全国の医療機関で使えるようにしなくてはならないため、今後導入を進めていく予定です。これがもう少しだけ進化して診察券としても使えるようになるとなお良いのですがね…。

 なお、このマイナンバーカードは保険証として使えるだけではなく、お薬手帳の代わりにもなるようで、さらに健康診断の結果もカードに入るようになるとのこと。これは画期的なことであり、カードがあれば薬の飲み合わせや臓器障害の有無もある程度わかるようになるということです。カードを紛失した時の情報流出などの懸念はありますが、今までほとんど出番がないのに財布のカード入れを1個占拠していたマイナンバーカードが、だんだんと使えるようになっていくのは助かりますね。

 ☆たかはし・りょう 神奈川県出身。2003年日本医科大学卒業。日本泌尿器科学会指導医・専門医。日本医科大学付属病院嘱託医。ED、早漏、AGAなどをはじめ、前立腺がんなど泌尿器科にまつわる疾患全般を扱う動坂下泌尿器科クリニック(東京・文京区)院長。

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