【筋力あげちゃう 夏の久嬢体操】すったもんだの末、開催することになりそうな東京五輪。残り1週間を切ったので、美人整体師・久嬢由起子による当コーナーも五輪仕様にモデルチェンジです。

 まだまだ直前で何が起こるか分からないとはいえ、このままいけば今週末には開幕です。いろいろなご意見があるでしょうが、アスリートの皆さんに罪はありませんから、できる限り応援をしたい…そんな気持ちになったら、エクササイズも五輪競技でやりたくなってきました。昨年、スポーツ競技をもとにした運動を考案しましたが、まだまだ紹介しきれなかったものもありますので、五輪が予定されるこの期間にピックアップしちゃいましょう。

 まずは、バレーボールの動きを取り入れた体操です。実は私、球技がすごく苦手で、バレーボールもめちゃくちゃ下手でした。レシーブをしようとしても、ボールが怖くて顔をそむけたり、下を向きながら手を出すので、そもそも当たらなかったり(苦笑)、当たってもうまくはじくことができなかったり…でも、そんな過去の“ヘタクソレシーブ”を思い出していたら、ストレッチになることに気づいたんです。

 レシーブをするように両手を前に出したら、左右の腕の間に頭を入れてみてください。水泳のけのびみたいな感じです。グーッと腕を伸ばしながら首を下げるのを繰り返すと、背中や肩、腕のストレッチになります。デスクワークで凝り固まった上半身の筋肉をほぐして疲れを取り、肩凝りの解消にもなるんです。腕を伸ばすときにヒザを曲げれば下半身も強化できますよ。

 バレーボールといえば、前回、1964年の東京五輪で金メダルを獲得した“東洋の魔女”が有名。今回の代表の皆さんもがんばってください!

 ◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。最新著書は「見るだけでやせる コア締めダイエット」。ネット番組「大川興業のインデペンデンス・デイ」に出演中。