【訪問歯科あっちこっち日記】どっちもNG! 入れ歯を外したまま、つけたまま

2021年05月16日 10時00分

入れ歯は清潔に、適正に使うのが大事

 訪問歯科の患者さんはご高齢の方が多く、入れ歯を作る方もいますが、作りが合わなくて痛いというわけでもないのに使わないケースがあります。でも、外したままでテーブルに置いておいたりすると落下して破損したり、ティッシュペーパーにくるんでおいてゴミと間違ってうっかり捨ててしまうこともあるので、本当は入れておいてほしいのです。ご本人しかお宅にいらっしゃらない場合は仕方ないと思いますが、ご家族に管理をしていただくなどのご協力が得られないとそういった困った事態になります。

 逆に入れっぱなしも問題です。食事をしたら外して洗ってほしいところですが、それをしていない。口の中でばい菌が増えて、入れ歯自体に問題がなくても歯茎がただれるというか、荒れたり腫れてしまう方もたまにいらっしゃいます。

 どちらの場合もご本人は「入れ歯は面倒くさくて」とおっしゃるのですが、実は体がうまく動かせず、もうそういった管理ができないことが多いのでしょう。

 ご家族が外して洗ってあげたり、患者さんに口をゆすいでもらうだけでもかなり違うのですが、悪い症状になった時に「なんでこういうことになったんですか?」と言ってこられることがあり、困ってしまいます。こちらからお伝えしたことに沿って実践していただけると助かります。

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