【男の羅針盤】心臓3つ!! タコとイカのタフさにあやかれ

2021年04月25日 10時00分

タコやイカを食べてタフになろう(写真はイメージ)

【志賀貢 男の羅針盤】

【夜のスタミナ不足…タコとイカのパワーに見習おう】現代はストレス社会で、心と体に疲労を感じている人は少なくありません。それに加えて、新型コロナのパンデミックですから、世の男性の疲労感はピークに達し、恐らく夜の生活のスタミナも減少しているのではないかと案じられます。

 こういう時こそ、タフな生き物のパワーを見習うべきです。

【タコとイカは3つの心臓を持っている】その模範とすべきなのは、タコとイカ。この2つの海の生き物は、想像以上にタフで、たくましいのです。何しろ、時速40キロメートルのスピードで海中を泳ぎ回り、タコにいたっては、一瞬の内に姿を変える特技を身に付けています。

 その原動力は、心臓を3つも持っているという特殊な構造にあると思われます。1つは我々と同じ働きをしている心臓ですが、他の2つの心臓は、エラ心臓といって海水の酸素を積極的にとり入れる働きをしています。これが、2つの軟体動物のエネルギッシュな行動の原動力になっているのです。

【タコのタウリン、イカの蛋白質を摂り入れて彼らのパワーにあやかろう】さらに、タコとイカには栄養的にすばらしい成分があります。タコには、タウリンというアミノ酸によく似た物質が含まれています。タウリンは、人体の目、心臓、肝臓、腎臓、生殖器などにも存在し、生命を維持するためになくてはならない物質です。

 また、イカはローカロリー、高蛋白質で、中高年の健康維持には最適な食品です。

 これほど、栄養価が高い海の幸ですから、積極的に摂取しましょう。

 ストレスを抱えていては、性生活どころではないと思いますが、「明けない夜はない」という喩えの通り、必ずコロナを撃退して、平穏な暮らしが戻るはず。それまでの間、イカそうめんと北海道のミズダコ、あるいは明石のタコを酒の肴にして、この難局を乗り越えていきたいものです。

 ☆しが・みつぐ 北海道生まれ。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程を卒業。臨床医として診療を行うこと50年超、現在も現役医師として日々患者さんに接している。文筆活動においてもベストセラー多数。性科学の第一人者にして、近年は高齢者の臨終や性に関しても健筆をふるう。美空ひばり「美幌峠」「恋港」などの作詞も手掛けた。
  

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