「100本抜けても騒がない!」“アレしすぎ”が薄毛を悪化させる?

2014年03月31日 13時00分

薄毛のケアには「やりすぎない」に加え、「気にしすぎない」のも大切だと語る城西クリニック・小林一広院長

 俺の髪、大丈夫か!? 新生活がスタートする今の時期だからこそ、余計に気になってしまうのが薄毛。日本では1260万人もの人がAGA(男性型脱毛症)で悩んでいるともいわれるが、“ちょっとした勘違い”も少なくないようで…。

 

 まず、薄毛になりやすい習慣としてよく挙げられるものをチェックしてみよう。

 

・脂っぽいものが好き
・海藻類をほとんど食べない
・テレビやゲーム、ネットなどで夜遅くまで起きている
・酒やタバコが大好きだ
・イライラすることや不安、悩みが多い
・過激なダイエットをしている
・1週間の総運動時間が1時間未満
・シャンプーをするときに表面しか洗わない

 

 働き盛りのサラリーマンにとっては避けられないものもあるが、当てはまる項目が複数ある人も多いのでは? やはり、これらの習慣を続けていると、髪はどんどん薄くなってしまうのだろうか…。

 

「どれも髪にいい習慣とは言えませんが、当てはまるからといって必ずしも薄毛になってしまうとは限りません。AGAの原因にはいろいろなものが複合的に関係してきますので、『これが悪い』といった決め付けは良くないのです」

 

 こう話すのは頭髪治療を専門に行う城西クリニック(東京・新宿)の小林一広院長。悪い習慣を避けるあまり、間違った方向に進んでしまう人もいるという。

 

「頭皮の汚れをしっかり落とそうとするあまり、強く洗いすぎて表面を傷つけてしまったり、飲酒や夜更かしを極端に制限することでストレスをためてしまう場合もあるのです」

 

 AGAの主な要因は男性ホルモンや遺伝だといわれているが、小林院長によるとストレスや生活環境も関係してくるのだという。

 

「今はネットなどでいろいろな情報を得やすい時代ですが、それがすべて正しいとは限りませんし、何より自分に合っているかが大事だと思います。例えば、『発毛の効果を上げるには何時間寝ればいいのですか?』と聞かれることもあるのですが、患者さんがどのぐらい寝れば翌日、気持ち良く生活できるかを考えればおのずと答えが出ますよね」

 

 つまり、やるべきことは人によって変わる。だからこそ、城西クリニックでは薬を処方するだけでなく、カウンセリングも重視。勘違いを正すようにしている。

 

 また、以上のような「決め付けない」「やりすぎない」に加え、「気にしすぎない」のも大切だという。

 

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