ケータイで健康づくりウオーキング

2012年07月17日 17時41分

【全国ヘルシーMAP】鳥取県:「とりっぽ((歩)」

〝ウオーキング立県〟を目指し、県民がウオーキングに取り組むキッカケづくりを提案しているのは鳥取県。

 厚生労働省の「平成22年国民健康・栄養調査」によれば、鳥取県民の一日の歩数平均値は成人男性5634歩で全国最下位、成人女性が5285歩で同45位という結果だった。全国平均は成人男性7225歩、成人女性6287歩なので、歩行数の少ない県民というワケだ。

 そこで、鳥取県では、県民の健康づくりに役立つよう、楽しみながらウオーキングに取り組める〝鳥取県ケータイで健康づくりウオーキングシステム〟「とりっぽ(歩)」を開発。県民に慣れ親しんでもらえるよう、鳥取県の〝鳥〟と歩くの〝歩〟をかけ、覚えやすい愛称とした。

 あらかじめ設定されたコースや、パソコン上で自らが設定したコースに携帯電話を持って出掛け、携帯電話やスマートフォンのパケット通信により、スタート、通過点、ゴールの位置情報を送ることで、歩行距離が記録できるシステムだ。

「とりっぽ(歩)」に記録された総歩行距離が、一定距離(500キロ~)に達すれば達成記念バッジがもらえるほか、年間歩行距離数(毎年12月末に集計)が20位以内にランキングされると認定証が贈呈される。

 さらに、同システムの利用促進のため、「ウオーキング立県19のまちを歩こう事業」認定大会での利用体験や、県内のウオーキングコースを登録する取り組みなども行われている。

「4月28日にスタートしたばかりでまだ2か月しかたっていないので、利用のために会員登録していただいた方は、現在430人程度とこれからですが、徐々に浸透しています」(鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課)

 頻繁に利用している県民からは「今までは歩数計などを使い自分だけで記録をつけていたが、同システムを使うことにより多くの利用者に交じってウオーキングに参加し、自分の記録も公になるので励みになりました」などという声が寄せられている。

 鳥取県では、同県出身者の中で健康づくりのイメージに最も合う人材として、2009年ミス・ワールド日本代表を務めた佐々木えるざさんを〝とっとり健康づくり大使〟に任命。「とりっぽ(歩)」の利用案内でも、ウオーキングで鍛えた(?)美しい姿が見られる。

 歩数計などを使うより、公式に記録された方がモチベーションも高まるので、今後利用者が増え続けそうだ。