【西洋医学バカ言ってんじゃないよ】断食でびっくりするほど排泄が旺盛に

2020年07月23日 10時00分

サナトリウムの断食ではニンジンジュースが中心となる

【カリスマ医師・石原結實 西洋医学バカ言ってんじゃないよ】もう35年前になりますが、私が伊豆高原にサナトリウム(保養所)を造ったときはまだまだ断食は白眼視されていました。西洋医学の医師に言わせたら「とんでもない」と。でも、今は断食に関する研究もたくさん発表されて、「健康に結びつく」とちょっとしたブームにもなっています。サナトリウムが白い目で見られ、「オウム真理教のサティアンじゃないか」と噂されたのが今では懐かしい思い出です(笑い)。

 宿泊される皆さんは朝昼晩にニンジンジュースを飲みつつ、それ以外は具のない味噌汁や生姜湯を1日1回口にするだけ。すると何が起こると思います? 誰でも吐く息が臭くなり、目ヤニ、鼻水、濃い痰が出るようになります。尿も濃く、便も黒くなって、排泄現象が旺盛になるんです。皆さんビックリするんですが、それこそ、体にためこんだ老廃物や有害物質を出している証拠です。

 そもそも普通に食べていてはその現象は起こりません。なぜか。何かを食べると胃に血液が集まるでしょう? 逆に、老廃物を排泄するための直腸とか腎臓、膀胱には血が少なくなる。血流が滞って排泄器官の働きが悪くなるわけですから、当然、排泄が悪くなります。つまり、老廃物がたまります。外には出ていきません。

 反対に、食べないで胃を休めると、排泄する臓器に血が多く回るでしょ? そうなると排泄が良くなり、悪いものが出てくる。食べなければ胃腸に血を集める必要がないですから、次々といっぱい出てくるわけです。

 その様子がもっともよく分かるのが舌。断食2~3日目に体内の汚れが舌苔(ぜったい)として出てきて、4日目が最盛期です。黄色や薄茶色になる人ほど血が汚れていた人。がんの人は真っ黒になります。でも、老廃物を出し続けると、5日目6日目に減ってきて、7日目にはきれいになくなります。

 このような健康法を提唱する医師はほとんどいませんから(苦笑)、異端扱いされるのも仕方ないかもしれません。しかし、前述の理屈をご理解いただけば納得してもらえるはず。現実に、多くの方々が断食で元気になってお帰りになりますよ。


◆石原結實(いしはら・ゆうみ)1948年、長崎市生まれ。医学博士。イシハラクリニック院長として漢方薬と自然療法によるユニークな治療法を実践するかたわら、静岡・伊豆でニンジンジュース断食施設の運営を行う。著書は300冊超でベストセラー多数。最新作は「免疫力を高めてウイルスに勝つ食べ物、暮らし方」(新星出版社)。