【西洋医学バカ言ってんじゃないよ】このままでは医療費で日本はつぶれる

2020年07月09日 10時00分

【カリスマ医師・石原結實 西洋医学バカ言ってんじゃないよ】西洋医学の常識に疑問を投げかけ、今こそ必要な健康知識を披露する当コーナー。カリスマ医師・石原結實氏が語ります。

 前回、お医者さんが増えて医療技術も発達しているのに、ガンで死ぬ人が増えている…という話をしました。

 今、日本では毎年138万人が亡くなっています。医療費は43兆を超えている。とんでもない金額です。

 私はある都市銀行で年間10回ぐらい講演しているんですが、そのとき支店長さんたちに毎回、こんな質問をするんです。「1兆円というお金をみんなに分かりやすく説明してみてください」と。だいたい答えられないですが、私はこう説明します。「約3000年前の縄文時代から、毎日100万円ずつ使い続けると1兆円になる」と。その43倍のお金を使って、医学も発達して誰も悪くないのに、医療費は毎年1兆円ずつ増えている。このままだと、日本は医療費でつぶれちゃいますよ。

 そんな状況、つまり誰も悪くないんですけど、西洋医学をはじめ、みんなが見逃していることが1つあります。それは食べ物です。前回、食の欧米化によってガンが増えたと言いましたが、多くの病気は食からきています。ただ、糖尿病に糖分が悪い、心筋梗塞に塩が悪いとか、そういうことじゃないんです。ちょっと説明してみますね。

「食」が「血」となり、「血」が「肉」となる。「肉」は細胞、器官のこと。食べ物は胃腸を通して血に入る。血はすべての臓器を養っている。脳から肝臓から乳房まですべてです。だから血が健康かどうかが病気と大きくかかわってきます。

 そんな仕組みが分からなかった2000年も前から、東洋医学では「万病一元、血の汚れから生ずる」といっている。哲学的な感覚で分かっていたんですね。

 そんな中、西洋医学は「血は汚れません」と言います。腎臓が普通に動いていれば、水で溶ける老廃物は90%尿から出ていく。水に溶けない老廃物は肺から呼気で出ていく。肺と腎臓が普通に動いていれば血は汚れませんという。しかし、現実的に病気もガンも減っていない。どういうことなのか、来週、もう少し詳しくご説明しましょう。

 ◆石原結實(いしはら・ゆうみ)1948年、長崎市生まれ。医学博士。イシハラクリニック院長として漢方薬と自然療法によるユニークな治療法を実践するかたわら、静岡・伊豆でニンジンジュース断食施設の運営を行う。著書は300冊超でベストセラー多数。最新作は「『空腹』の時間が病気を治す」(青萠堂)。