「房州びわ」でダイエット

2012年06月25日 12時00分

【全国ヘルシーMAP】千葉「房州びわ」

 千葉の名産といえば、落花生が全国的に有名だが、房総の特産品「房州びわ」も忘れてはならない。1909年から皇室へ献上している房州びわは、肉厚たっぷりな大粒の果実で、みずみずしいのが特徴。収穫期はハウスびわが5月、露地びわが6月で、初夏の味覚の代表といえる。

「最近はスイーツやカレー、せっけんなど、びわを使用した関連商品も多数登場しています。イチ押しなのは、びわの葉を100%使用した『びわ葉茶』です。煮出すと紅茶色になり、一風変わっています」(千葉県観光誘致促進課)

 そもそもびわは中国産バラ科の常緑高木。木は「大薬王樹」、葉はすべての憂いをとる「無憂扇」と名付けられ、古くから薬用植物として知られている。とりわけびわの葉は、3000年も昔から「涅槃経(ねはんきょう)」などの古い仏典で「生きとし生きるものの万病を治す植物」とされており、その効果は絶賛されてきた。

 日本には仏教とともに伝来し、多くの寺にびわの木が植えられた。奈良時代には病気やけがで苦しむ人々の救済施設として設立された「施薬院」で、びわの葉を用いて人々の病を癒やしたといわれる。

「枇杷倶楽部」オンラインショップで販売されている「びわ葉茶」(1150円=30袋入り)は、毎日の健康の一杯として手軽に摂取できるティーバッグタイプ。

「びわの葉に含まれる薬効成分のアミグダリンはノドの刺激を少なくし、せきを鎮め、サポニンにはたんを除く作用があるとされています。利尿作用もあるので、むくみが気になる場合にもオススメです。さらに、びわの実に含まれるベータカロテンが体の抵抗力を高め、がん予防につながり、クエン酸が栄養分をエネルギーに変えるとともに血液中の疲労物質である乳酸を除去し、疲労回復を早める効果もあるといわれています」(枇杷倶楽部)

 近年、びわの葉を利用した健康茶などの分析とびわに関する研究が進められており、血糖、血圧、中性脂肪を抑制する効果があることも実証されている。飲み続ければ、健康維持やダイエットによさそうだ。

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