【痩せる門には福来る】花粉症シーズンの今こそ「シナモン」を活用しよう

2020年03月04日 10時00分

シナモンはダイエットにもつながる(写真はイメージ)

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】この時期は花粉症や寒暖差の激しい日が続くなど、何かと疲れがたまりがちです。そんなときはシナモンをうまく使うといいかもしれません。

 まずシナモンとはクスノキ科の樹皮から採られる香辛料になります。アップルパイの上にかかっていたり、最近はコンビニのコーヒーコーナーなどにもシナモンパウダーが置かれていたりと、だいぶ認知度が高まりつつありますね。

 一方、このシナモン、効用はいろいろあります。もともと漢方薬では「桂皮」という生薬として知られており、効能は健胃、鎮痛、解熱、整腸などです。ほかにも血流を改善する、むくみを予防する、消化を促進する効果があり、疲れやすい今の時期はぜひ、活用してもらいたい香辛料となっています。

 また、多くのフラボノイドが含まれていることで他のスパイスに比べても高い抗酸化作用が認められています。抗炎症作用もあることから、花粉症シーズンの今こそオススメです。

 ダイエット面では血糖値を下げてくれるほか、脂肪の分解を促す効果があることも分かってきました。具体的には悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを低下させ、空腹時の血糖値を下げます。同時に毛細血管を活性化する成分も含まれていることで血行改善効果もあったりと、糖尿病患者さんなど、生活習慣病に悩む方にとってもぜひ上手に活用してもらいたい香辛料なのです。

 ではどのように取り入れればいいか。簡単なのは「シナモンティー」や「シナモンコーヒー」など紅茶やコーヒーにシナモンスティックを浸してかき混ぜるだけでOK。特にエスプレッソを用いるカプチーノなどやや濃いめのコーヒー飲料にシナモンはよく合いますよ。

 ほかにも手軽に取り入れられるパウダーもいいですね。小瓶を持ち歩いて、食後のコーヒータイムにパラリ、カレーやビーフシチューの煮込み料理に味付けのアクセントとして、香り付けに使うのもいいかもしれません。

 ただ、シナモンは一部の人にとってはじんましんを起こすこともあるので最初は少量から取り入れることをオススメします。神経鎮痛作用もあることから、寝しなにシナモンを用いた飲料を飲むとぐっすり休めますよ。疲れやすい今の時期の一助にお使いください。

☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。