【産業医の独りごと】正月休みをできるだけ元気に過ごすコツ

2019年12月26日 10時00分

 いよいよ今年もまもなく終わります。しかし、長期休暇を前にして仕事は普段より忙しくなり、会社関係のみならず知人との行事ごとも増えるため、年末にかけて体調を崩す人は少なくありません。加えて、おひとり様でお正月を過ごす人や仕事に出なければならない人は、周囲を見渡すと家族や親類、仲間と過ごす話で持ち切りだったりして、やや気持ちが落ち着かないこともあるかもしれませんね。今日は、独りで過ごす場合もそうでない場合もこれからの10日あまりをできるだけ元気に過ごすコツをご紹介します。

 (1)「普段の日課をできるだけ守る」

 生活スタイルをいつも通りに保ちにくくても、軸となる日課を守るようにしましょう。特に、睡眠時間と朝食の習慣(食べる時間や内容)はできるだけ崩さないようにしてください。それだけで、夜更かしのし過ぎを防げたりします。お正月の場合、録画でとりためたテレビ番組を夜通し見たり、ネットサーフィンやゲームを際限なく行ったりなど、ついつい自堕落に過ごしがち。疲れる原因は自分で作っていることもありますよ。

 また、運動する習慣がある人はお正月も継続しましょう。適度な運動は最も効果的なストレス解消法の一つであることは科学的にも証明されていますので、ぜひ続けてください。

 (2)「お金の予定を立てる」

 ある報告では年末年始のストレスの原因のひとつは「出費」とのこと。そのストレスはある程度計画を立てることで軽減することもできますよね。

 もちろん、リラックスするためにはある程度のお金も必要ですから、少し予備費を設定しておくとよいでしょう。つまり、使うお金の上限を決めておくと気持ちに余裕が出てきます。それを超えないように、またはピタリ賞になるようにゲーム感覚で楽しむことも一案です。お酒が好きな人は、この期間にお酒に使う金額も決めておきましょう。

 (3)「近場でいいので何度か外出する」

 もちろん、旅行や遠出でなくてOKです。近所の神社に初詣に行くとか、健康ランドやサウナに行くとかで良いのです。誰かと比べたりするのではなく、自分のために気持ちや体をリセットする時間を作ってみましょう。

 実際、初詣やスパには一人で来ている方がとっても多いですよ。自分にとってのパワースポットと思えるところでゆっくり過ごしてみるのも良い計画です。

 (都内事業所勤務・A男)