【痩せる門には福来る】コスパ良し!酒のアテにも キノコは生活習慣病予防の味方

2019年10月09日 10時00分

ヘルシーで食べ応えも十分。ダイエットの強い味方だ(写真はイメージ)

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】ぶどう狩りや梨狩りなど、秋の行楽シーズン、お出かけの予定を立てている方も多いのではないでしょうか。今年の秋はキノコ狩りなどいかがでしょう。

 キノコはダイエットの最大の味方といわれています。というのも成分の約9割が水分で低カロリーにもかかわらず、食物繊維を非常に多く含んでいるんです。食物繊維には水に溶ける水溶性と不溶性があり、キノコは特に水分を吸収する不溶性食物繊維が豊富。腸を活発にすることで便秘に悩まされている人などは特に助かるはずです。加えて、キノコに含まれるキトサンという成分が体内の脂肪分と結びつき、便と一緒に体外へ排出してくれます。

 それだけではなく生活習慣病を抑える働きのある「アディポネクチン」を増やす食材としても知られ、体内のカルシウム代謝に役立つビタミンD、カリウムなど多くのミネラルを含むのも特徴。内臓脂肪を落とすのにはもってこいの食材とあって、特に中高年男性は積極的に取ってもらいたいですね。

 私がオススメするキノコダイエット法は非常に簡単。一日に200グラムのキノコを食べるだけです(種類は何でも大丈夫)。特に高カロリー、脂質多めになりがちな夕食に副菜として取ると、食べすぎを防ぐことにもなりますし、おなかもすっきり。シイタケ、エノキ、シメジ、マイタケ、エリンギ、マッシュルームなどそれぞれに独特の香りやうまみもあるため、幅広い料理に活用できるのもいいですね。

「俺は料理なんかしない」という男性でもご安心ください。私も含め、ものぐさな人でもできる簡単料理をお教えします。耐熱容器にお気に入りのキノコを入れ、レンジでチンしたら市販のマリネ液に漬け込む…それだけで豊潤な香り漂う秋にぴったりな洋風の“アテ”になるんです。食べるときはパセリをパラリとやれば、もう完璧。

 また、キノコ類を耐熱容器で加熱し、めんつゆを薄めたものに漬けるだけで、こちらは和風のおつまみに大変身。材料を切るときは大きめに切ると、歯応えを感じて食べすぎを防ぐことができます。「香りマツタケ、味シメジ」といわれますが、コスパも良いのでぜひ食卓に取り入れてみてください。

☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。