【痩せる門には福来る】「座るだけダイエット」で下半身の筋肉鍛え血流改善&代謝アップ

2019年10月02日 10時00分

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】運動するにはいい季節となってきました。とはいえ、私は以前からお伝えしているように「痩せるために積極的な運動は必要ない」派です。今回は職場でも無理なく取り組める方法をご紹介します。

「NEAT」(ニート)という言葉を覚えていますでしょうか。非運動活動によるカロリー消費のことで、ランニングやスイミングなどの運動ではなく、運動以外の身体活動によるエネルギー消費量のことを指します。具体的には買い物や通勤時の歩行、掃除、洗濯などの家事も含まれます。

 このNEATの一環として、会社員の皆さんにオススメしたいのが「たった7秒で座るだけダイエット」です。何かといえば、7秒数えながらゆっくり椅子に座り、1秒で立ち上がります。実際にやっていただくとわかるかと思うのですが、7秒を目安に座ってもらうと太もも回りやおなかにいい形で“圧”がかかり、スクワットのような効果が出ます。これを1日に10回目安で、2日に1回行います。

 このエクササイズで鍛えられるのは、太もも、お尻、ふくらはぎといった下半身の筋肉です。下肢の筋肉は第2の心臓といわれており、ここを鍛えることで血流改善効果・代謝アップ効果も期待できます。筋肉量が増えれば基礎代謝量は上がることにもなり、何もしなくても消費されるカロリーは増えます。

 さらに効果を高めたければ座る際に、両腕を前に突き出し、背筋を伸ばしてゆっくり7秒かけて座ること。こうすることで下半身ばかりか、おなかの腹直筋や背中の筋肉まで鍛えることができ一石二鳥です。ネックがあるとすれば、周囲の目ですが、いっそ職場の仲間や家族などに「一緒にやってみない?」と声をかけ、仲間をつくって取り組んでも楽しいかもしれません。

 慣れれば、椅子に座るタイミングごとに試してみてください。知らず知らずのうちにNEATの量が増え、私の患者さんには体重が10キロ以上減ったという方までいらっしゃいました。

 年齢によって7秒かけるのが難しいという方はゆっくり座るだけでも効果がありますよ。“座るだけダイエット”、ぜひお試しください。

☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。