【痩せる門には福来る】秋バテ対策パーフェクト朝食 玄米TKG + 納豆

2019年09月04日 10時00分

卵かけごはんを玄米に替えるとさらにバランス良く栄養が取れる。できれば納豆も追加したい(写真はイメージ)

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】まだまだ残暑厳しい季節ですが、もう9月。そろそろ日中と朝晩の寒暖差が出やすくなってきます。体温調節がうまくいかなくなり自律神経も乱れ、今ぐらいから来月にかけては、いわゆる“秋バテ”という状態になりがちです。

 秋バテは夏の疲れで代謝が落ちている体に対して相変わらず冷たいものをがぶがぶ飲んだり、脂っこいものを好んで食べていると消化不良を起こし、悪化します。そこで今回は疲れにくい体を作るためのごはんの食べ方を伝授します。

 まずは朝食編。ここはコスパ最強、手間もかからないTKGにお任せしましょう。ん? 何のこととお思いの方、「TKG=卵かけごはん」はタンパク質と炭水化物を効率良く取れる究極の栄養食になります。
 
 卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素をすべて含み、体では作ることのできない必須アミノ酸も摂取可能。さらに、ごはんは玄米にして納豆をプラスできれば完璧です。納豆は良質なタンパク源かつ、ビタミン、鉄分、食物繊維、カルシウム、カリウムなど栄養素満載。納豆と卵を一緒に食べるとカルシウムの吸収率がアップする効果もあり、特に高齢者の患者さんにはこの食べ方をおすすめしています。
 
 さらにランチ編。サラリーマンの方からよく聞くのは昼食後に「眠い、だるい」といった状態になってしまうこと。これはランチメニューの選択に問題があります。空腹時にかつ丼や天丼など糖質を多く含む食事を取ることで、血糖値が一気に上がります。確かに血糖値が上がるので一時的に元気にはなりますが、それに伴い今度は血糖値を下げようと一気にインスリンが分泌されることで、食後は急激に低血糖になってしまうことが問題です。強い疲労感が生じ、“だるおも(体がだるくて重い)”の状態になってしまうというワケです。
 
 解消法としてはカーボラスト、つまり炭水化物を最後に食べることを心がけましょう。ベジファースト、ミートファーストの食べ方の効用はこの欄でもたびたび取り上げてきましたが、最後に炭水化物を取ることで急激な血糖値の上昇は抑えられます。
 
 また、早食いを避けてゆっくり食べること、腹八分の食べ方を心がけることでもだいぶ食後のだるさ解消につながるはずです。
 
 疲れが出やすいこの時期だからこそ、食べ方も意識して健康をキープしましょう。
 
☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。