【痩せる門には福来る】夏場の水分補給はアイスコーヒーが吉

2019年08月07日 10時00分

夏の定番、アイスコーヒーにもひと工夫(写真はイメージ)

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】いよいよ猛暑到来。しかし、夏場の水分補給、何を飲めばいいのか悩みませんか? 熱中症も心配されるこの時期、電解質を含んだ麦茶や体への吸収が速いスポーツ飲料ももちろんいいのですが、今回は僕的にオススメな夏の飲み物を挙げてみました。

 まずは「水出し緑茶」です。低温で茶葉をじっくりと抽出することで、通常よりカフェイン量も少なく、逆に甘味の元となるテアニンを強く感じることができます。テアニンとはアミノ酸の一種で緑茶のうまみや甘味の成分として、抹茶などに多く含まれているもの。テアニンを摂取すると交感神経を抑制し、逆に副交感神経を優位にするとされます。つまりリラックス効果ですね。快眠効果もあるため、寝苦しい夏の夜対策にもいいですよ。

 さらに夏の定番である「アイスコーヒー」もオススメです。患者さんで夏場に多いのは水分摂取に努めるあまり、体がむくみがちになる方。ダイエットにも良くないとあって、コーヒーに含まれるカフェインが持つ利尿作用をうまく利用して、体内から水分の排出をしていただければと思います。

 そして、ダイエット効果を高めるために僕が患者さんにイチオシしているのは「緑茶コーヒー」です。緑茶とコーヒー? そんなの合うワケないと考える人も多いのですが、意外とイケるんですよ。ダイエットに効く成分としてはコーヒーに含まれるカフェイン、クロロゲン酸、さらに緑茶のカテキンを組み合わせることで脂肪燃焼効果が高まります。

 作り方も簡単。緑茶とコーヒーを1対1で割ったものを、1日3杯ほど飲むだけでOK。夏場の暑いこの時期は、アイスコーヒーと冷たいペットボトルの緑茶を混ぜていただいてもけっこうです。

 注意点としてはコーヒーに含まれるクロロゲン酸はあくまでブラックで飲むことが大切。缶コーヒーでも砂糖やクリームが入っているものは避けてください。クロロゲン酸はミルクを足すと体への吸収率が落ちるためです。

 食後血糖値の上昇が気になる方にもいいですよ。コーヒーに含まれるクロロゲン酸、さらにお茶のカテキンに含まれる成分を一緒に取ることで、より抑制効果が高まります。結果として急激な血糖の上昇を抑えられるのです。

 夏場は何かと水分摂取量が増える時期です。どうせ飲むなら、体に気を使った飲み物を上手にチョイスしてください。

☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。