ミネラル入りむぎ茶で熱中症対策

2019年05月17日 14時00分

熱中症対策にはミネラル入りむぎ茶が最適だ

 もうすぐサマーシーズンがやって来る。昨夏は日本各地で記録的な猛暑が続き、熱中症で救急搬送される人が続出した。熱中症は、夏場だけではなく、気温が急激に上昇するGW明けの今の時期や、湿度の高い梅雨にも注意が必要とされている。今回は、熱中症対策に効果的と言われている“ミネラル入りむぎ茶”をさらに効果的に補給する“点滴飲み”と、医師が教える暑さに負けない体づくり“暑熱順化(しょねつじゅんか)を紹介しよう!

【熱中症とは】

 「熱中症」は、高温の環境下で体内の調整機能が破たんすることによって発症する障害の総称。通常、体内の熱は皮膚の血流を増やしたり、汗をかくことで、体外に放出されるが、気温や湿度が高いと、多量の汗をかいても、体内の熱を外に逃がすことができず、体内の水分、ミネラルバランスが崩れ、体温調節機能が崩れ、熱中症になってしまうのだ。

 そんな中、熱中症対策に効果的と注目を集めたのが「ミネラル入りむぎ茶」だ。事実、日本最高気温41.1℃を記録した熊谷市や40℃以上を記録した岐阜県多治見市では暑さ対策公式飲料として採用されている。

【暑さ対策公式飲料ミネラル入りむぎ茶】

さらに、熱中症対策として「ミネラル入りむぎ茶」を勧めるのがノザキクリニックの野崎豊院長だ。「水分やミネラルが不足し血液がドロドロ状態になると、血液の流れが悪化し熱を放出できないため、熱が体内にこもり『熱中症』にかかってしまいます。そこで、ミネラル入りむぎ茶の血流改善効果が熱中症対策に効果的なんです」と話す。

 「ミネラル入りむぎ茶」の血流改善効果策は第11回ヘモレオロジー学会で、健常な男性22〜23人が「ミネラル入りむぎ茶」と2種類の一般的なむぎ茶を飲んだ後に、一定量の血液が流れる時間を測定。すると「ミネラル入りむぎ茶」がもっとも血液流動性が高い結果となったと報告されている。

さらに「ミネラル入りむぎ茶は、体の余分な熱を奪い体の内部体温を低下させる体温下降効果もあります」と野崎院長。健常な男性の「ミネラル入りむぎ茶」飲用前と飲用30分後の体温変化をサーモトレーサー(赤外線熱画像カメラ)で測定したところ、被験者の腹部・胸部の体温が1.7度下がるという結果が出ている。このように、体温は緩やかに下降するため、妊婦やお子さま、冷え性の方も安心して飲めるとのことだ。

【健康的な飲料の飲み分け】 

 野崎院長は「ミネラル入りむぎ茶は無糖でカフェインも含みませんので、お子さまから高齢者の方まで、誰もが健康的に毎日飲める飲料と言えます」と健康効果に付け加え飲みやすさも推奨する。 

 スポーツドリンクは、大量に汗をかいた時に効果的だ。しかし、糖分が多いためエネルギー消費量がさほど高くない大半の人にとっては、後引く甘さのためつい飲み過ぎてしまい(一過性の)糖尿病リスクがあるという。

 経口補水液は、脱水症状に陥ってしまった後、特に医師から脱水状態の食事療法として指示された場合に限り飲んでいい飲料。自己判断で予防的に飲むと塩分の過剰摂取になることがあるので注意が必要だ。

【“点滴飲み”が効果的】

 そんなミネラル入りむぎ茶の効果的な補給方法とされるのが“点滴飲み”。熱中症は発生した当日の水分とミネラル不足から起こるのではなく、数日前からの不足が原因で発生する。また、水分とミネラル補給は、一気に行っても血液内に吸収された時にしか効果がないので、少しずつ継続的に飲む“点滴飲み”が効果的とされる。

 どんなシーンで飲んだらよいのか?具体的には起床時や就寝前、食事の時や入浴前後など、日中は1時間にコップ1杯程度。運動中・前後は30分にコップ1杯程度がお勧め。

 正しく健康的な水分補給で熱中症に備えよう。

【“暑熱順化(しょねつじゅんか)”を獲得しよう】

 野崎院長が勧めるもうひとつの熱中症対策が“暑熱順化(しょねつじゅんか)”。「暑さに負けない体にするためには、本格的な夏を迎える前に暑熱順化を獲得することが重要になります。暑熱順化とは、暑熱環境に一定期間さらされたときなどに、暑さに対抗するためのより高い体温調節機能を一時的に獲得することです」という。

 暑熱順化が成立すると
①低い体温でも多量の汗をかくことができる。
②汗中ミネラル濃度を低くすることで多量発汗時にもミネラルの損失を軽減できる。
③血液中の液体成分を増やすことで皮膚血流量が増えるようになる。

これらの効果により、体温上昇を防ぎ、熱中症が予防できると言われている。

 では、積極的に暑熱順化を得るにはどうしたらいいのだろうか?

 野崎院長によると「上手に汗をかける体にすることがポイントです。そのためには、汗をかけるウォーキングやジョギングなどの軽い運動や入浴(シャワーのみでなく湯船にしっかり浸かる)も暑熱順化に役立ち、しかも比較的手軽に行えるためオススメです。例年、この時期から急激な気温上昇、及び湿度の高い梅雨時期に熱中症の人が増えるので、本格的な夏を迎える前からの暑熱順化が望ましいと思われます」と教えてくれた。

 また「暑熱順化を獲得する過程で汗をかくので、無糖でゴクゴク飲めるミネラル入りむぎ茶などのミネラルを含む飲料をしっかり摂ることで、より効果的に暑熱順化を進めることが期待できます」と、ここでもミネラル入りむぎ茶の重要性を語ってくれた。