来春発売! 全自動衣類折りたたみロボで狙う日本の連覇

2018年04月21日 17時00分

 世界唯一の「全自動衣類折りたたみロボット」が日本の連覇を狙う。独創的な商品・サービスを開発した各国のベンチャー企業による世界大会「Startup World Cup 2018」シリコンバレー決勝大会の事前説明会が20日に都内で開かれ、日本予選を勝ち抜いて日本代表に選ばれた「セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社」の阪根信一社長(47)が登壇した。

 2回目となる世界大会(27か国参加)は、5月11日に米・サンフランシスコで開催される。セブン社が開発したのは、衣類を入れると自動的にたたんでくれる「ランドロイド」。画像解析とAIによって、選ぶ、広げる、たたむという動作を実現した。

 昨年の第1回大会では、保育にIoT(モノのインターネット)を取り入れたサービスで日本の「ユニファ株式会社」が優勝。日本連覇の期待も寄せられている。

 阪根社長は「世の中にない」「生活を豊かにする」などのテーマをクリアするものを探していた。

「男性だけで探していたが『お料理ロボット』や『ルンバ』など商品化されたり、論文・特許があるものばかりだった。そこで妻に聞いてみたら『自動折りたたみロボットがほしい』と。さんざん探したのに、妻に聞いたら奇跡的に10秒で答えが出た」

 それが2005年のこと。世界的企業の第一歩には内助の功があった。

 来春発売のランドロイドはオープン価格185万円(税抜き)から。「相当高いので、普及させて20万円以下にしたい」(阪根社長)

 ペアの靴下を揃えてたたむことなど、できないこともまだあるが、今後さらに賢くなりそうだ。

 セブン社広報によると、1枚のTシャツをたたむのに約10分。4人家族が一度に洗濯する量の衣類をたたみ終えるのに約8時間。その間に他の家事ができる。人が人生で衣類をたたむ9000時間(約375日)から解放されるとしたら、家の中に革命が起きるといえそうだ。いずれ洗濯乾燥機と一体化して、洗濯のすべてを任せられるようになる予定とか。