子供のインスタ開設に要注意 小児性愛者とつながる危険性

2018年04月18日 08時00分

 小学5年生の女子児童(10)を保護者に無断で自宅に連れ込んだとして、三重県警津署は16日、未成年者略取・誘拐容疑で津市の工員の男(29)を緊急逮捕した。

 15日午後10時40分ごろ、津市垂水の歩道を歩いていた女児を軽乗用車でアパート自室に連れていった疑い。女児は午後9時ごろ、母親とケンカしてパジャマ姿で家出していた。2人を見た通行人や、母親からの110番通報を受けた同署は防犯カメラの映像などから自宅を特定。16日午前3時過ぎ、部屋で寝ている女児を無事保護した。男は「かわいそうに思って連れてきた」と容疑を認めている。

 小児性愛に詳しい関係者は「今はどんな理由があろうと、知らない子を連れて歩いたらアウト。彼は警察に電話して指示を仰ぐべきだった。それを怠れば、イタズラ目的のロリコンと烙印を押される。軽率と言うしかない」と語る。

 ロリコンたちは「触らぬ幼児にたたりなし」とリスクに“おびえ”ながらも、必死に子供との“接触”を狙う。スマホを持つ子供も増えていて「小学3年にもなれば女の子はインスタグラムを始める。そこで出会うことができる」(同)という。

 好きなゲームや勉強などの話題で盛り上がり、女児に心を開かせたと判断すると、彼らは裸の自撮り画像を要求する。

「小学生では自室にまだ鍵がないこともあり、家族にバレないようにトイレや風呂などの個室で撮影した画像を送る傾向がある。抵抗感はないようだ」

 子供を持つ親は本当に気をつけてほしい。親の知らぬ間にSNSのアカウントを開設して、欲望を隠したロリコンとつながってしまう。

「彼らは本当は実際に子供と外で会うことを望んでいるが、社会の目が厳しく、外ではカラオケなど個室に連れ込むような大胆な行動は取らない。デパートの屋上などでめいっ子と遊ぶおじさんを装う」(同)

 それでも欲望のタガが外れてしまった者は、河川敷などの古小屋に連れ込むという。子供が手軽にスマホでアクセスできる仮想空間は、悪人が待ち構える現実とつながっている