シニア向け快楽専門誌「みなぎり」の“枯れない”欲望追究

2018年03月30日 17時00分

創刊された雑誌「みなぎり」の表紙

 還暦を迎えても、まだまだ枯れることなく元気なシニアが多い。そんなバリバリ現役の人たちの欲望を満たすことに特化した隔月誌「みなぎり」(鉄人社)が2月末に創刊され、話題だ。

「60歳からの欲望追究マガジン」と銘打たれた同誌は、まさに中高年のために生まれた雑誌だ。近年は週刊誌で中高年の“性”を取り扱った記事が人気企画となっているが、その多くは精力維持などを目的とした医学的なものが多い。

 だが「みなぎり」はそれらとはまったく毛色が違う。「シニアが絶対に満足できる最高のソープランド」「勃起薬カンタン入手 安全な使い方ガイド」「熟女とのセックスチャンスはバスツアーに転がっている」など妙に生々しい、いや実用的な企画が並んでいる。

 同誌の佐藤正喜編集長は「これまでも中高年の性に関して特集した記事はありましたが、60代以上のおじさんたちが本当に求めている情報を掲載する媒体がないのかな、と思って雑誌を作りました。週刊誌などで見る(勃起力維持のために行う)60歳を超えてのスクワットはしたくないだろうと。欲望を追究しています」。

 60代以上の快楽を求めた誌面作りを徹底したというが、気を付けた点もある。それはとにかく丁寧な説明を心がけることだという。

「例えば、勃起薬等をインターネットで買うと書いても、60代以上の方にはネットでの買い方が分からない方も多い。それにまともなサイトと、若い人ならすぐに詐欺だと分かるサイトの区別がつかず、すべて怖いと思ってしまうんですよね。そこで、できるだけ具体的な例を出して説明しています」(佐藤氏)

 次号は5月発売で、その後は隔月発行を予定している。「ありがたいことに『5月まで待てない』というお電話もいただいています」(佐藤氏)。

 タイトル通りの「みなぎり族」が増えそうだ。