籠池被告 8か月の勾留で気にする症状

2018年03月27日 17時00分

籠池氏と接見後、取材に応じる社民党の福島瑞穂氏、自由党の森裕子氏、民進党の矢田稚子氏(左から)

 学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題に関し、民進党の矢田稚子、自由党の森裕子、社民党の福島瑞穂の参院議員3人が26日、大阪拘置所に勾留中の同学園前理事長・籠池泰典被告と接見した。森氏らによると、籠池被告は「グリーンの作業服のようなものに、下は紺のジャージー」姿で応じ、開口一番「国策留置のようなものだ。早く出たい」と訴えたという。

 詐欺罪などで起訴された籠池被告と妻の諄子被告の勾留はまもなく8か月となる。籠池被告の様子について、森氏は「去年ほどのすごみ、迫力は感じなかったが、非常にしっかりと闘う意志を持っていると感じた」。福島氏も、籠池被告が痛風で1週間ほど車いす生活を送ったことや、両手にしもやけのあとがあったことを明かした上で「日にちなどの記憶は実に正確でブレなかった」と話した。

 籠池被告は1週間に2回、30分ほど運動する時間があり、この日の接見時間がまさにそのタイミング。森氏は「申し訳なかった」とわびたが、籠池被告の拘置所生活はどのようなものなのか。

「籠池氏は独居房に入れられ、諄子さんはエアコンもない古い棟に収容されているそう。独居房に入るのは暴力団組員か神経疾患患者もしくは死刑囚。まだ公判が始まっていないのに、極悪人扱いですよ」とは元大阪府警の警察官。

 籠池被告が収容されたのは、大規模な改修工事が進められている大阪拘置所のB棟6階の独居房。諄子被告が収容されているのは旧館の棟だ。

「籠池さんは昨年11月に痛風を発症し、車いす生活を送ったんです。奥さんも高血圧など体調が不安定なので、保釈申請を出すんですが却下されるんです。黙秘や、容疑を否認している被告は、いつまでたっても拘束され続ける。籠池夫妻の場合も容疑に対して完全黙秘を続けたと言いますからね」(司法関係者)

 却下の理由として証拠隠滅の恐れが考えられるが、すでに隠滅の対象になるような証拠物は残っていないともいわれる。

 接見では「太陽に当たらないから顔もむくんでいるのではないか」と話したという籠池被告。太陽の光を浴びるのはいつになるのか。