政治家も顧客だった会員制キャバクラ 美人オーナーが無許可営業した理由

2018年03月07日 08時00分

 無許可で会員制高級キャバクラを営業したとして、警視庁麻布署は風営法違反(無許可営業)の疑いで、飲食店運営会社「SUPER WOMAN.(スーパーウーマン)」の代表取締役・高橋貴子容疑者(45)を5日までに現行犯逮捕した。

 同署によると、高橋容疑者は港区西麻布の交差点にほど近いビル内で飲食店「BOLERO ISM(ボレロイズム)」を経営していた。

「380人限定の会員制で、原則会員の紹介がないと入れない。入場にはICチップや指紋認証などが使われ、舶来品の高級ソファやテーブル、インテリアが使われていた。女性はプロというより、昼間は仕事をしているOLや学生がバイトの『素人』が売りだが、レベルは高かった。いわゆるラウンジと呼ばれ、ガールズバーのはしりじゃないかともいわれていた」(利用者)

 公式サイトでは「多くのウエイトレスが勤務しておりますが、いわゆる水商売風俗店とは違いますゆえ、指名やお酌・接待等の行為は一切ありません」とうたっていたが、逮捕容疑は女性従業員2人が飲食客2人に同席接待し、酒類を提供したというものだった。

 同店は1995年ごろから、7回にわたって店の名前を変えて営業。2012年以降、何度も行政指導を受けたが、改善しなかった。

 逮捕された高橋容疑者はアラフィフながら、その年齢を感じさせないかなりの美女。逮捕容疑を認め、無許可営業していた理由を「政治家や財界の方が来ていたので、キャバクラと称すると避けられると思った」と話している。

 同店の役員には高橋容疑者しか名前はないが、「某ネット会社の大物社長がタニマチで有名だった」(関係者)との話も。「港区随一を誇るアッパークラス向けの会員制クラブ」(公式サイト)との触れ込みにたがわぬ社会的地位のある顧客を多数抱えていたとみられ、年間約2億円を荒稼ぎしていた。