元モデルの米ホワイトハウス美人広報部長「完全にばかげた」辞任理由とは

2018年03月02日 17時00分

ホープ・ヒックス氏(ロイター)

 米ホワイトハウスは2月28日(日本時間1日)、トランプ大統領の側近で元モデルの美人広報部長のホープ・ヒックス氏(29)が辞任すると発表した。先月は同氏との熱愛が報じられていたホワイトハウスのロブ・ポーター秘書官(40)も辞任したばかり。不安定な政権運営が続くトランプ氏にとって相次ぐ高官の辞任は痛手で、求心力が低下しそうだ。

 ヒックス氏は「大統領には私たちの国をリードし続けてほしい」との声明を出したが、辞任理由は明らかにしなかった。

 そんななか、トランプ氏から“フェイクニュース”呼ばわりされているCNN(電子版)は同日「ホープ・ヒックス氏の完全にばかげた辞任理由」という見出しの記事を掲載。辞任の第一報を伝えた米紙ニューヨーク・タイムズ記者の話として「彼女は、ワシントンで最も権力を持つ人脈の一人になり得るポストに就いたことで『すでに目的を達成した』と同僚たちに話していた」と報じた。CNNによると、ヒックス氏はまた、そういう仕事に就いた以上「辞任する完璧なタイミングなんてない」と同僚たちに漏らしたとも。ただポーター氏との関係は不明。

 ヒックス氏は昨年12月、ロシア疑惑を巡り、モラー特別検察官のチームから事情聴取を受けた。下院情報特別委員会が行った2月27日の非公開の聞き取りで、ヒックス氏はホワイトハウスの指示として一部の質問への回答を拒否。その翌日、辞任発表となっていた。

 トランプ政権発足以来、わずか1年ほどでホワイトハウス広報部長が辞任するのはヒックス氏で3人目。米メディアは、ラフェル広報副部長も辞任すると伝えている。

 元モデルのヒックス氏はトランプ氏が経営した複合企業「トランプ・オーガニゼーション」でかつて勤務し「トランプ氏が最も信頼する側近」と言われる。トランプ氏の長女イヴァンカ大統領補佐官やその夫クシュナー氏とも関係が近い。