皇太子さまが23日、58歳の誕生日を迎えた。

 これに先立ち、東宮御所で行われた記者会見では、天皇陛下の退位が来年4月末に決まったことを受け「自己の研さんに励み、務めに取り組む」と決意を表明。新天皇として象徴のあり方を求め続けながら「できるだけ多くの人々と接する機会を作ることが大切」という思いを語られた。

 その言葉通り、皇太子さまは以前から宮内庁職員とも立場を超えて、フランクな交流を図ってきたという。宮内庁関係者の証言。

「皇太子さまは職員とも気さくに会話し、時には職員たちの部屋を訪ね『一杯やりますか?』と声を掛け、一緒にお酒をたしなむこともあります。お人柄は素晴らしく、庁内で皇太子さまのことを悪く言う人は一人もいませんよ」

 職員と酒を酌み交わすとは驚きだが、さらに衝撃的なのは皇太子さまのお酒の強さだという。

「『酒豪』という表現では物足りないほど、強いんです。どんなに飲んでも顔色は変わらず、口ぶりも普段通り。カウンターにあるお酒のボトルを見て『ここからここまでください』というような形で注文するそうですから恐れ入ります。皇太子さまと同じペースで飲むと、相手は必ず潰れてしまうそうです」(同)

 皇室をめぐっては、秋篠宮眞子さま(26)と小室圭さん(26)の結婚が延期になったが、会見ではそれに関連する質問はなし。別の関係者によると「担当記者が勝手に質問することは許されませんからね。何より皇太子さまと眞子さまの話は無関係。記者の間では話題にもなりませんでした」という。