トランプ大統領選定「フェイクニュース大賞」で安倍首相が赤っ恥

2018年01月19日 17時00分

物議を醸したトランプ氏(左)のエサやり。実は…(ロイター)

 まさかの“流れ弾”だ。ドナルド・トランプ米大統領(71)が17日、予告通り「フェイクニュース大賞」を発表した。

 同氏いわく「最も腐敗し、偏見に満ちた主要メディア」に贈られる賞で、1位は米紙「ニューヨーク・タイムズ」に寄稿された経済学者ポール・クルーグマン氏(64)の「トランプ政権下では株式市場の上昇は見込めない」とするコラム。

 同氏は2008年にノーベル経済学賞を受賞するほどの“大物”だが、トランプ氏は「株式市場は決して回復しないと言ったが、私が大統領になってからダウ平均株価は最高値を記録している。200万人の新たな雇用も生み出した」と主張した。

 6位には昨年11月の来日時に物議を醸したコイのエサやり報道がランクイン。迎賓館でおもてなしされたトランプ氏は安倍晋三首相(63)と池の前に並び立ち、升に入ったエサをサジですくって与えていたが、途中で升を丸ごと引っくり返した。

 このダイナミックなエサやりをCNNは「無作法だ」と批判。日本のメディアもその模様を繰り返し報じた。

 これに対しトランプ氏は「シンゾーの“お手本”をマネしただけだ!」と反論。実はCNNが流したエサやり動画は、トランプ氏だけをクローズアップしたもので、その前の部分はすべてカット。事実はトランプ氏の言うように、先に安倍氏が升をひっくり返し、それを見たトランプ氏が日本の慣習だと勘違いしてマネしたのが正しい。同賞のホームページには証拠動画も添付されている。

 赤っ恥なのは安倍首相。同ページには世界中からアクセスが殺到し、一時サーバーがつながりづらくなるほど。政界関係者は「実は先に“やらかしていた”ことが世界中に広まってしまった。野党に『一国の首相のマナーとしていかがなものか?』と付け入る隙を与えたかもしれない。当の首相も“流れ弾”が飛んでくるとは思わなかっただろう」と話す。

 ネット上では完全にネタ扱いされている同賞だが、ロシア疑惑絡みの報道ではメディア側が誤報を認め、担当者が処分されている。意外とバカにできない!?

【ドナルド・トランプ米大統領が選ぶフェイクニュース大賞】

1位・ポール・クルーグマン氏寄稿の「トランプ氏では株式市場の上昇は無理」(NYタイムズ)
2位・ロシア疑惑誤報(ABCニュース)※記者は4週間の停職処分
3位・トランプ氏と息子はウィキリークスにアクセスできる(CNN)
4位・トランプ氏が大統領執務室に置かれたキング牧師の胸像を撤去(TIME)
5位・トランプ氏の政治集会の客席はいつもガラガラ(ワシントン・ポスト)
6位・日本でトランプ氏が無礼な作法でコイにエサを与えた(CNN)
7位・元ホワイトハウス広報部長がロシア側と接触(CNN)※記者3人辞職
8位・ポーランド首相夫人がトランプ氏との握手拒否(ニューズウィーク)
9位・ロシア疑惑についてトランプ氏が元FBIコミー長官に圧力(CNN)
10位・トランプ政権が気候変動に関する調査を隠蔽(NYタイムズ)