おはらいと称し女性にわいせつ行為 エロ宗教家親子の意外な地元評

2018年01月07日 17時00分

 おはらいと称して信者の女性(33)の胸を触ったとして、愛知県警は6日、強制わいせつ容疑で愛西市の宗教家木下康雄容疑者(63)を逮捕した。

 木下容疑者は弥富市佐古木で宗教団体「佐古木講」を主宰。容疑は昨年12月9日と24日、団体の集会所で、おはらい中に女性の胸を触った疑い。女性はおはらいに数年通っていて、指圧などを受けるたび、毎回約5000円の謝礼を払っていた。同容疑者は「触ったが、おはらいの一環」と否認している。

 同容疑者の自宅近くでは「木下さんが宗教? 初めて知った」と住民らが驚きを隠さない。「息子さんが子供のころ『お父さんは宗教をしていて、僕も将来そうなる』と話してたのを聞いた」と話す人もいたが、周辺で勧誘行為はしていなかったらしい。

 佐古木講のことをネットで調べても情報が出てこないが、実は口コミで人気を集める宗教だった。集会所の横には地蔵が並べられた祠(ほこら)がある。

「信者の方が掃除して、朝日の方に手を合わせてる」(近所の人)。ある女性は「50年くらい前、木下さんのお母さんがやってきて団体を開いた」と振り返る。「お母さんは今ではもう80~90代になる。当時からすごい力を持っていて、たくさん人が来ている」(前出の近所住民)

 そのパワーは地元では有名な話で「治療も占いも得意。家や土地の購入場所の相談で遠方から来る人もいた」(同)。

 開祖の力を体験したという女性に話を聞いた。「40年前かな。私の息子がひどい熱を出して、お母さんに相談したの。『土をひっかいたね。草でも引っこ抜いたから土の荒神さまが怒ってるんだよ。土に酒と塩をまいてごらん』と言われて、その通りにしたら不思議と熱が下がった」

 高齢の母親から代替わりした後、母親の威光でわいせつな行為をしていたとしたら許し難い。果たして、本当におはらいだったのか。