NHK受信料徴収「合憲」 集金人に対抗の映像コンテスト「賞金30万円」

2017年12月21日 07時00分

立花孝志氏

 NHKの受信料制度に対し、最高裁が6日に合憲とする判断をしたばかりだが、受信料徴収にまつわるトラブルが絶えない。女性宅に夜遅くに訪れるなど、しつこい訪問を繰り返したNHK集金人の動画が、ユーチューブに投稿され話題を呼んでいる。

 この集金人は、女性宅を何度も訪れたうえ「本日放送受信料の件で訪問させていただきました」という手紙を1日に17通もポストに投函した。女性は、尼崎市市会議員で政治団体「NHKから国民を守る党」に所属する武原正二氏(39)に情報を提供。武原氏が、同じ集金人が女性宅に再度やって来たところを注意する模様を撮影した動画をユーチューブに投稿した。ネット上では「権力があれば何をやってもいいのか」「(集金人が)非常識すぎる」などと炎上している。

 元NHK職員で同党代表の立花孝志氏(50)は「集金人はNHKが外部契約している300社近くある下請け会社から派遣されているスタッフ。彼らにはノルマがあり、出来高で給料がもらえるので、丁寧に説明して契約を取るのではなく、荒々しい手段に出る人が少なくないのです」と指摘する。

 立花氏の元には「ドアに足を入れて閉めさせないようにしたり、扉を強く叩き続けたりした」「『契約するまで帰らない』と言ってきた」「マンションで『○○さん、お金払ってください』と大声を出された」などの集金人の強引な行動が寄せられているという。

 一方で最高裁が、受信料制度が契約の自由を保障する憲法に違反するかが争われた訴訟で、合憲と初判断し、司法のお墨付きが出たことで、受信料契約をする人の数は飛躍的に増えている。

「最高裁の判決で、集金人の取り立て方がより強引になっていると聞く」という立花氏は次の行動に出た。ネットで「悪質なNHK集金人を撮影して投稿すれば30万円もらえるコンテスト」を開始したのだ。撮影した動画を送信し、ユーチューブで再生回数が最も多かった人が優勝し、30万円をもらえるという。