自宅放火CBC社員の評判と過去

2017年12月19日 17時30分

 岐阜中署は18日、自宅に放火しようとしたとして現住建造物等放火未遂の疑いでCBCテレビ(名古屋市)営業局業務部の社員佐藤和洋容疑者(52)を逮捕した。同署によると、容疑の一部を否認している。

 逮捕容疑は17日夜、自宅1階で郵便物にマッチで火を付けて自宅を燃やそうとした疑い。同居している母親が同日午後11時10分ごろ「息子が酒を飲み暴れている」と同署に通報。階段と1階の壁などを焦がしたが、佐藤容疑者自身が消したという。同容疑者は火を付けたことは認めているものの、自宅を燃やすつもりはなかったと話している。

 酒に酔って自宅に火を付けるとは、かなりの酩酊状態だったことがうかがえるが、実は佐藤容疑者は、過去にも酒にまつわるトラブルを起こしていた。

 CBCテレビの岐阜支社長だった2014年2月、深夜の運転中に信号待ちしていた乗用車に追突。駆けつけた警察官が酒臭さに気づいて呼気検査をしたところ、基準値以上のアルコールが検出され、道路交通法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕されている。

 佐藤容疑者を知る関係者は「昔ながらの豪快なテレビマンだった。でも酒グセがとても悪く、飲み会の席で暴れたり、ケンカを売ったりするのは日常茶飯事。酔っぱらってタクシーの運転手に、よくイチャモンをつけていましたね」と明かす。

 支社長時代は毎日のように部下を飲みに誘ったが、酒グセのせいか嫌がる部下も多かった。

「後輩がつかまらないと見るや、同じビルに入る他社の記者を強引に誘って会社ビル内で飲んでいた」(同関係者)

 14年に逮捕された後は、支社長から平社員に降格したという。CBCテレビ総務部は「事実関係を調査した上で厳正に対処する」とコメントしている。