大手コンビニの「忖度弁当」大コケスタート 店員「高すぎ」と悲痛な声

2017年12月05日 10時00分

忖度御膳

 新語・流行語大賞の年間大賞に輝いた言葉を用いた弁当「忖度御膳」をファミリーマートが1日から販売しているが、これがまさかの「大コケ」と話題になっている。

 ファミマは11月、今年盛り上がった言葉を使用した新商品を開発するため、ツイッターで「忖度」かアニメ「けものフレンズ」どちらかへの投票を募った。6万を超える票が「忖度」に集まり、商品化が決まった。

「腹黒い」高級魚ノドグロや「ごますり」のごまあえなど政治の世界を連想させる食材を多用、もりだくさんのメニューを詰め込んだ。発売日の1日には「流行語大賞」で「忖度」が年間大賞を獲得するなど、タイミングもバッチリだったのだが、予想とは異なりあまり売れなかったという。

 ファミマの店員とみられる人物らがSNS上で「忖度弁当全く売れねーじゃねーか(中略)今日の分全部廃棄処分だぞクソが(中略)売れるわきゃねーだろ800円もすりゃよ」と悲痛な叫び声を上げているのだ。

 流通ライターは「ファミマの弁当の中心価格帯が400~500円台。忖度弁当は税込みで798円ですから、少し高額。陳列されると『忖度』の文字しか見えず中に何が入っているのかもわからない。これでは客も手に取りにくい」と苦笑する。

 民意をしっかり反映させたファミマだが、この出だしは意外としか言いようがない。しかし、この騒動がSNSで話題になったことで逆に売れだす可能性もある。

「ファミマはコインランドリーとフィットネスジム事業への来年からの参入を発表。店舗の2階を24時間営業のジムにして、1階でプロテインやドリンクなどを販売する。運動する合間に洗濯もできる。ユニークな取り組みは支持されるでしょう」(前同)。巻き返しなるか。