謎の光球の正体追跡

2013年01月25日 11時00分

 関東地方で20日未明、謎の爆発音と閃光する落下物が目撃され、ネットを中心に大騒ぎになっている。その音と落下物は動画投稿サイト「ユーチューブ」にも投稿され、掲示板ではさまざまな仮説で大盛り上がり。果たして流れ星か隕石か、それともUFOだったのか――。

「爆発音とともに関東の空を照らした流れ星」というタイトルで同サイトに投稿した撮影者によると、問題の動画は同日午前2時42分、埼玉県の寄居町と深谷市の境界あたりを走行中、車載カメラにより約4秒ほど撮影されたもの。ほかにも神奈川県厚木市を走行中だった車からも撮影された動画が投稿されている。

 関東地方では、深夜にもかかわらず「爆発音がし、雷のように光った」とネットユーザーの間で騒動になった。画像、動画はネット上に多数投稿されたが、前出の投稿映像が最も鮮明だ。映像を見ると、確かに爆発音がし、青く光る玉のようなものが落下。青白い光はさらに大きくなり、空中で燃え尽きたように消える。

 目撃談などから、大気圏で燃え尽きなかった隕石のかけらが、茨城県の鹿島灘の海上に落下した可能性を指摘するのは日本空中現象調査委員会の世話人・竹本良氏だ。

 過去に同様の現象を体験したという竹本氏は「非常に明るい流れ星である火球や流星群を目撃したことは何度もあるが、爆発音が伴っていたことはまずなかった。ただ数年前、五反田の家で昼寝していた時、地響きするような重い音が二度ほど鳴ったことがあった」と語った。

 竹本氏の知人でカメラマンの鈴本さゆり氏は、その2回の爆発を目撃。あまりに衝撃的だったので大手新聞社に「北朝鮮からのミサイルが爆発したのかもしれない」と思わず連絡をしてしまったほどだという。

 竹本氏は「今回の光球騒動は閃光ばかりか爆発音を伴っている。確かに隕石が大気圏に突入して、その衝撃と大気との摩擦で生じる熱によって爆発することはありえないわけではない。動画では光体が分裂しているように見えるので、人工衛星やスペースデブリ(宇宙ごみ)の落下ということも考えられる」と冷静に分析する。

 一方、UFO研究家として竹本氏は「飛行物体の可能性」を残したいところだ。

 そこで「次元間通過時に何らかのトラブルで、爆発したUFOかもしれないと考えることにする。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン号が次元を突破するイメージだ!」と空想した。