米で「ビキニを着て働く」権利訴訟 セクシーバリスタ規制に反発

2017年09月16日 17時00分

 スターバックスやタリーズなどシアトル系カフェの発祥の地として知られる米国西部ワシントン州で、女性バリスタたちが、権利のために立ち上がった。といっても、堅苦しい労働争議などではない。訴えているのは「ビキニを着て働く権利」だ。

 同州には「バリスタ・スタンド」と呼ばれるテークアウト専門のコーヒーショップが点在する。そうした店の中には、集客のため若い女性が過激なビキニ姿でバリスタを務める店舗が増えているという。

 過激化を見かねたシアトル郊外にある人口10万人ほどのエバレット市で、バリスタの過度な露出を禁止する条例が今月初めに施行された。

 条例では肩や腹部、臀部の露出が禁止されているほか、胸部に至っては「乳輪から乳房の最下部の半分以上が露出していてはいけない」という細かく厳格な規定が設けられた。同市市議会では、ビキニ女性が働くバリスタ・スタンドが、周囲での売春を誘発するとして問題視していた。だが、この条例施行に反発したのが、同市のバリスタ・スタンド「ヒルビリーホッティーズ」で働く7人の女性たち。彼女らはエベレット市議会に対して訴訟を起こし、条例の撤廃を求めている。

 彼女らの弁護士は、地元紙の取材に対し「これはビキニについての問題ではなく、女性の権利と米国の憲法についての問題だ。同条例は彼女たちの権利をあらゆる面で侵害している」と主張。さらに「警察は女性バリスタの乳輪の位置をどうやって調べるつもりなのか」とチクリと皮肉っている。

 裁判所がどう判決を下すのか注目されるが、ここまでセクシーなバリスタならば、ぜひ日本にも上陸してもらいたい?