「下着1500枚ドロ」送検 やめたくてもやめられない?実態

2017年09月14日 09時30分

 女性の下着を盗んだとして、愛知県警安城署は12日までに、窃盗の疑いで同県安城市の51歳の会社員を逮捕、送検した。

 同署は容疑者の自宅から女性用の下着約1500枚を押収。同容疑者が盗みを繰り返していたとみて調べている。

 逮捕容疑は、8月13日午後0時55分ごろ、安城市の女性(51)宅の軒下に干されていた下着1枚(約800円相当)を盗んだ疑い。安城署によると、女性宅の防犯カメラに容疑者の車が写っていた。

 1500枚という途方もない数だが、下着泥棒が捕まった場合、自宅のガサ入れで押収される数は数枚程度では済まない。数百枚、数千枚という膨大な数になる。

 犯罪事情通は「下着泥棒は薬物依存症、アルコール依存症、ギャンブル依存症などと同じく依存症で、性依存症です。依存物質の主役となる脳内物質のドーパミン欲しさに脳が本人をもだますので、本人がやめたくてもやめられない。そして下着そのものより、盗むこと自体のスリルでドーパミンが分泌され、前回より強い刺激や頻度が必要となる」と指摘する。

 下着泥棒にとっての強いスリルとは、高層階のベランダから盗むこと、釣りざおを使用するなど、盗み方の難易度を高めること、そして盗んだ累積枚数を増やすことなどだという。

「下着泥棒は下着を盗むという行為に価値があるだけで、盗み終えた下着自体にはそれほど興味を感じないし、盗む相手の容姿や年齢にも関心がない。また、性欲ではなく依存症のため老人になってもやってしまう」(同)

 確かに過去には愛知県で5000枚の下着を盗んだ男が逮捕されたり、兵庫県で82歳の下着泥棒が逮捕されたり、兵庫県で76歳の女性の下着を盗んだ39歳の男が逮捕されるなどしている。

 下着泥棒とは無縁の一般人には理解しがたいことが多い。