小池都知事に酒造業界が熱視線「日本の酒」PR役で大きな期待

2017年09月08日 17時00分

友田晶子氏(左)と小池都知事

 本紙連載「アルコヲルの悦び」(毎週火曜掲載)でおなじみのトータル飲料コンサルタントの友田晶子氏が7日、都内の日本外国特派員協会で「一般社団法人 日本のSAKEとWINEを愛する女性の会」設立1周年記念記者会見を行った。

 友田氏が代表理事を務める同会は「お酒でおもてなし」をテーマとし、女性を主体として活動。日本酒をPRする目的で昨年設立された。

 この記者発表にサプライズで現れたのが小池百合子東京都知事(65)。壇上で「東京五輪が行われる2020年に向けて、これからインバウンドのお客様に多く来ていただく。そのときに日本のお酒、ワインを楽しんでいただくことがインセンティブになるだろう。しっかりPRしていきたい」と笑顔を振りまいた。

 ほかにも小笠原諸島原産のラムや東京都の青ヶ島酒造が造っている焼酎「青酎」の名前を挙げるなど、東京産のお酒のPRに努める場面も。

 こういった“小池観光大使”の働きには、当の酒造業界からも歓迎の声が上がった。背景には日本のお酒が置かれた苦しい現状がある。

「たとえば焼酎などの蒸留酒でも世界で圧倒的なシェアを誇るのは、SOJU(ソジュ)といわれる韓国焼酎。日本の焼酎は丁寧に造られているしポテンシャルも高いが、いかんせん海外では知られていない」(酒造メーカー関係者)とあって、世界に売り込む必要性は以前から強く言われている。

 そこにきて、東京五輪は日本の「SAKE」を海外の人々に売り込むまたとないチャンスとあって、小池都知事に熱い視線が注がれているのだ。

「今回のような海外に向け発信する場所で、日本の酒をPRしてもらうのは大歓迎、どんどんやってもらいたい」(同関係者)

 本番の東京五輪に向け、ますます小池都知事の出番は多岐にわたりそうだ。