今年の「福男」は最年少18歳

2013年01月11日 11時00分

 新春恒例の「開門神事福男選び」が10日朝、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で行われた。開門の午前6時には表大門に集まった約4500人が本殿に向かって全力疾走。一番福には土井雄登さん(18=市立尼崎高校3年)、二番福には吉村健太郎さん(30=会社員)、三番福には池野昌弘さん(48=大阪府立千里高校体育科教諭)が選ばれた。


 ここ9年で最年少の18歳の土井さんは50メートル6秒2の快足を飛ばし、最初のコーナーで抜け出してからは一人旅。後続を引き離して本殿に飛び込んだ。本殿に福男コールが巻き起こる中、一番福の土井さんは副賞の酒樽を高々と掲げた。「素直にうれしいです。福を分けて、みんな幸せになってくれればいいなと思います」と喜びのコメント。副賞のお酒については「父にプレゼントします」と孝行息子は満面の笑み。今後の進路はスポーツ保育の専門学校へ進む。今回、福男に挑戦した理由を「青春の思い出作り」と語り「友達と一緒に走れたので、とてもいい思い出になりました」と、はにかんだ。


 土井さんとは反対にここ9年で最年長の三番福の池野さんは45歳以上の400㍍走の日本記録保持者。陸上部の顧問でもあり「1時間目から授業があるので校長先生に連絡しないと」と苦笑いを浮かべていた。