安倍首相「米朝首脳会談」橋渡し成功ならノーベル平和賞受賞も?

2017年08月03日 08時00分

辺真一編集長

 ジャーナリスト田原総一朗氏(83)が、安倍晋三首相(62)に提案した「政治生命をかけた冒険をしないか」との中身はやはり訪朝、日朝首脳会談なのか。

 田原氏は首相官邸で7月28日、安倍首相とランチをともにした。

 面会した後、報道陣から内容について「衆院解散か」「進退の問題か」と矢継ぎ早の質問が飛んだが、全て否定。その後、31日に放送されたテレビ朝日「ワイド! スクランブル」とTBS系「ゴゴスマ~GOGO! Smile!」に生出演。「内容は内政か、外交か?」と聞かれた田原氏は「具体的にはお話しできない」とした。

「安倍首相にしかできないことか?」と聞かれると「そうです。日本の政治家では」と話し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との「日朝首脳会談では」と聞かれると、田原氏は「そんなことは、安倍さんおよび安倍さんの周辺はみんな考えている」と切り捨てた。

 だが、永田町関係者の間ではこれらの田原氏の発言から「進言は電撃訪朝だ」とみるのが大半のようだ。

 朝鮮半島情勢に詳しい「コリアレポート」の辺真一編集長もそうみている。

「今、北朝鮮は日本よりトランプ政権にしか興味がない。この時期に日朝首脳会談を行う目的は、安倍首相が米朝間の“橋渡し役”を果たすこと。安倍首相はトランプ大統領のメッセージを金委員長に伝え、金委員長のメッセージをトランプ大統領に伝えられる。このプランなら北朝鮮も受け入れる。首脳会談を成功させ、世界平和へ貢献したとなれば、安倍首相にはノーベル平和賞受賞も見えてきますからね」

 さらに、安倍政権の現状と併せ「安倍首相は在任中に拉致問題を必ず解決すると明言した。政権は支持率が低下して追い込まれている。田原さんの進言を聞いて動いていると思う」と辺氏は話した。