籠池夫妻が事情聴取のため大阪地検へ

2017年07月27日 14時18分

囲み取材に応じる籠池氏

 学校法人「森友学園」の補助金不正受給などを巡る問題で、同学園の籠池泰典前理事長(64)と妻の諄子氏(60)が27日、大阪地検特捜部の事情聴取に応じた。

 

 正午すぎに大阪府豊中市の自宅を出る際、籠池氏は詰めかけた報道陣に対し「今日はロッキードの田中角栄さんが、東京地検特捜に逮捕された日ですが、そういう縁のある日に私は出向いていくわけですが、一点の曇りもなく、説明できるものは説明したい」と話した。「このまま逮捕の可能性も?」との問いかけには無言だった。

 

 約40分後、大阪地検前に籠池氏を乗せた車が現われ、数十人の報道陣が車を取り囲んだが、車はなぜか地検をスルー。

 

 約30分後、籠池氏の支援者とみられる大人と子供数人が地検前に現れ、「えんちょうせんせいがんばってください」と書かれた横断幕を広げた。

 

 その直後、籠池夫妻を乗せた車が再び登場。息子の佳茂氏が運転し、助手席にはハンディーカメラを持った男性の姿。後部座席に籠池夫妻が座っていた。横断幕の前を通過する際、後部座席から顔を出した諄子氏は、両手を合わせ拝むようなポーズをとりながら、地検の地下駐車場へと消えていった。

 

 地検は2人に補助金受給の経緯や認識を確認した上で、籠池氏を立件する方針とみられる。