蓮舫代表 戸籍謄本公開せず?民進「解党危機」深刻化

2017年07月14日 17時00分

戸籍謄本の公開を否定した蓮舫氏

 民進党の蓮舫代表(49)は13日に国会内で開いた会見で、自身の台湾との“二重国籍”問題に関して18日に関連資料を公表する意向を示した。党内では「その中身は期待ハズレになる」と不満が噴出し、年内“解党”の危機を迎えている。

 蓮舫氏は11日に開かれた党執行役員会で、中ぶらりん状態を続けている二重国籍問題に触れ「近々、説明する」と語り、戸籍謄本の公開に踏み切る意向を示した。しかし、この日、会見で蓮舫氏は「私は戸籍謄本そのものというふうには言っていない」と否定。その上で「私自身がすでに台湾の国籍を有していないことが分かる部分を伝える準備はある。何の資料を示すか。弁護士も含めて整理している」と話した。

 来週、蓮舫氏が開示する予定の戸籍に関する資料について民進党関係者は「自身のパスポートや台湾当局への国籍離脱申請書の写し」と明かす。民進党衆院議員は「なぜ戸籍謄本を公表しないのか。この時期、多くの同僚らは地元に帰り、支援者と会合を持つ。蓮舫代表が中途半端な対応をしては、支援者に『公人としてより、プライバシーを優先するのか!?』と反感を買う」と語る。

 一方、蓮舫氏が戸籍に関する資料を一部公開することに党内では「個人情報の公開を国籍確認のためにやるのは反対。日本国籍を取得した人たちへの差別助長が心配だ」と反対の声が上がる。

 今後、民進党は蓮舫支持派と不支持派の対立が鮮烈になり、“分裂”含みの波乱の展開が予想されている。

 永田町関係者は「反対派は、大惨敗した都議選の総括で蓮舫執行部に対し『民進党は“オワコン”(終わったコンテンツ)だ。もう解党か分党しかない』と詰め寄った。野田佳彦幹事長は『解党的出直しで頑張ろう』と話すと、『あんたが言うことじゃない』と怒号が飛んだ。両者の溝は埋まる気配がない」と指摘した。