警視庁保安課は1日までに、売春をあっせんしたとして、売春防止法違反(周旋)容疑で、派遣型売春クラブ「SCANDAL」の経営者(36)や従業員の男女計8人を逮捕した。

 調べでは、4月19日に東京都渋谷区のホテルに20代の女性従業員を派遣し、売春をあっせんした疑い。従業員は20人ほど所属していたという。警視庁は、開店からの4年10か月で約9億円を売り上げていたとみて調べている。経営者らは容疑を否認している。

 同クラブは20代の人妻デリヘルをうたい、店紹介では「人妻といえば30代が一般ですが、当店は20代の性欲が有り余った美人妻だけを揃えていて、中でも選りすぐりの変態若妻なので、いわばエロモンスターです」とアピールしていた。

 風俗界で注目されていたのは同店の奇妙なオプションプレーだ。

 たとえば「カレーコース」が120分9万1000円、180分11万1000円、240分13万1000円。現在、削除されている店のホームページでは「カレーを持参して頂いて、カレーを体に塗りたくってプレーをする、SMで言う黄金プレーみたいなコースです! 綺麗な顔を茶色に汚してみたりと、匂いを嗅ぎながらの鬼畜プレーです!」と説明していた。

 HPには、経営者自ら従業員の女性らとカレープレーを実践する動画がアップされていたが、冷めたカレーを女性の体に塗り、それを食べたり、カレーを女性に食べさせながらプレーをするという内容だった。

 風俗ライターは「カレーコースを利用した客がいたというのは聞いたことがないです。経営者の趣味だったんじゃないでしょうか。値段が強気なのは、もしプレーしたら、カレーのにおいが取れないため、その日と次の日は他のノーマルプレーの客につけなくなるという理由のようです」と語る。

 さらには「冷やし中華コース」が60分5万円~。HPには「なんと冷やし中華を食べながら、塗りたくったり、冷やし中華の中にザーメンをたっぷり出したものを食べさせるコース」と説明していた。