朴槿恵被告「老け顔」出廷は“公開処刑”

2017年05月25日 08時00分

 公開処刑だ。収賄罪などで起訴された韓国前大統領の朴槿恵被告(65)の初公判が23日、ソウル中央地裁で開かれた。朴被告は職業を聞かれ「無職です」と力なく返答。何よりショックなのはほぼノーメークのすっぴん姿をさらしてしまったことだろう。在職中、同被告はありとあらゆる若返り施術を受けていたといわれるが、収監中にその“効果”も切れ、一気に老け込んでしまった。実妹の朴クルリョン氏は「薄化粧ぐらいさせてあげてほしい」と訴えるが…。

 出廷した朴被告の姿を見て、韓国国民は「やっぱり!」と怒りに打ち震えている。

 韓国最大の財閥サムスングループから巨額の賄賂を受け取った収賄罪などで起訴された朴被告はこの日、手錠をかけられ、うつむき加減で庁舎入り。

 法廷では濃紺のスーツに収監者番号「503」のバッジをつけていた。

 裁判長に職業を問われると、か細い声で「無職です」と返答。

 起訴内容については「(全面否認の主張をした)弁護人と同じです」と述べた。

 朴被告が国民の前に姿を現すのは3月31日に逮捕されて以来53日ぶり。ともに出廷した朴被告の親友、崔順実被告(60)とは目を合わさず、硬い表情を崩さなかった。

 韓国国民が怒っているのは、罪状だけではなく、その容姿。朴被告は在職中、専属の美容師や主治医を青瓦台に呼びつけ、若返りのためにありとあらゆる施術を受けていたとされる。

 2014年4月のセウォル号沈没事故では、動静不明な“空白の7時間”が指摘された。その間に「美容整形を受けていた」という噂も広まり、大騒動に発展した。韓国事情に詳しい人物の話。

「朴被告の若返りへの執着はすさまじく、毎週のようにプラセンタ注射を打っていた。それだけでは物足りず、国の認可を受けていない幹細胞治療剤を使用していたという疑惑もある」

 朴被告は13年2月に大統領に就任。

 それ以前の04年3月に撮影されたハンナラ党代表時代の写真を見てみると、白髪交じりで目や口元にはしわが多く見られる。

 それが大統領になった途端、顔のしわは薄くなり、肌ツヤも良い。髪形もバッチリ決まっている。

 そして迎えた初公判。朴被告の肌質は実年齢より若く見えるが、頬の肉は垂れ下がり、ほうれい線はクッキリ。

 一気に“おばあちゃん”になったようだ。

「朴被告は3月31日から拘置所生活を送っている。およそ7畳の独居房で、テレビと床暖房完備という特別待遇。ただ、食事は質素で栄養バランスもイマイチ。プラセンタ注射を打てるはずもなく、収監中に効能は切れてしまったはずだ」(同)

 その変わりようを見た韓国国民からは「やっぱり(大統領在任中は)美容施術三昧だった!」「税金ドロボー。一生刑務所に入れとけ」など批判の声が殺到。

 一方で、朴被告の実妹・朴クルリョン氏は韓国メディアの取材に対し「少し前まで外国の国賓と会う立場だった女性に、薄化粧くらいさせてあげてほしい。凶悪犯ではない」と訴えている。

 朴被告の一審判決は10月ごろに言い渡される見通しで、地裁は公判を週2~3回ペースで開く。最後はどのような姿になっているのか…。