米朝開戦危機 「白」「黒」部隊と最強軍団の正体

2017年04月18日 07時30分

 戦争も懸念される朝鮮半島情勢は、16日午前の北朝鮮によるミサイル発射で緊張状態がもはや限界寸前だ。米朝開戦となれば、朝鮮人民軍が38度線を突破し、ソウル目がけて進軍してくる可能性もある。15日の軍事パレードでは白い化学防護服を着た“白部隊”と、暗視ゴーグルを着けて顔を黒く塗った“黒部隊”を初披露。有事となれば最前線に「最強」とも言われる“恐怖の部隊”が投入されるという。その正体は――。

 北朝鮮は16日午前6時21分、東部・新浦から弾道ミサイル1発を発射した。直後に空中爆発し、失敗に終わったとみられるものの、軍事的圧力で制止を促してきたドナルド・トランプ米大統領(70)のメンツは丸潰れ。何よりこの緊迫した状況下で、ダチョウ倶楽部の「押すなよ、押すなよ」ネタのノリでミサイルを発射させた金正恩朝鮮労働党委員長は予測不能というほかない。

 ミサイルはトランプ大統領が「レッドライン」(実力行使の基準)とした大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく、射程1000~3000キロの準中距離弾道ミサイルとみられる。

 マティス米国防長官は「トランプ大統領と軍事政策チームは北朝鮮がミサイル発射に成功しなかったことを認識している」と簡素な声明を発表。大げさに反応すれば北朝鮮の思うツボというのを分かった上でのリアクションというが、果たして…。

 仮に米朝開戦となれば、戦力差は歴然。「黒電話とスマートフォンくらいの差がある」とやゆされるほどで、一部では「2時間で平壌制圧」と報じられた。

 しかし、それは机上の空論でしかない。軍事ジャーナリストは「朝鮮人民軍は死ぬことをいとわない。こういう相手は、なめてかかると痛い目に遭う」と断言する。

 日本への核や化学兵器を搭載したミサイル攻撃が危惧されるが、最激戦地となるのは韓国との軍事境界線である38度線だ。朝鮮人民軍がソウルに雪崩を打って侵入してくれば、韓国軍と激しい攻防戦が繰り広げられることになる。

 15日に行われた軍事パレードでは、生物・化学兵器を扱うとみられる白い防護服を着た集団が登場。暗視ゴーグルを頭に装着し、顔を黒く塗った迷彩服姿の軍団は異様かつ不気味で、海外メディアを凍りつかせた。

「北朝鮮はサリンやVXガスなどの化学兵器を大量に保有している。“白軍団”は生物・化学兵器を扱う専門の部隊だろう。対する“黒軍団”は夜襲などのゲリラ戦術に特化した特殊部隊と思われる」(前同)

 さらに、今回の軍事パレードでは公開されなかった最強の軍団が存在するという。半島情勢に詳しいライターはこう解説する。

「平壌では富裕層の性の乱れが社会問題となっているが、人民軍ではその逆。異性にうつつを抜かせば処刑だし、何より女性が少ない。するとどうなるか? 地方の兵士の間では同性愛者が急増しているんです」

 事実、2015年には「北朝鮮のゲイ軍人」と題された画像が流出。軍事境界線の韓国側に設置された監視カメラがとらえたもので、そこには兵士同士で抱き合ったり、キスをしたり、股間に持って行こうとした手を片方の兵士がはねのける姿が写っていた。

 この“ゲイ部隊”、実は無類の強さを発揮する可能性があるという。

「愛の力ですよ。最前線にカップルで投入されれば、2人で生きて帰ろうと必死になる。パートナーがピンチに陥れば、すぐに駆けつけて援護射撃するでしょう」(同)

 ふざけた話のように聞こえるかもしれないが、古代ギリシャには150組300人の同性愛者で組織された「神聖隊」なる歩兵部隊が存在。戦場で互いに刺激し合うことで連戦連勝を重ね「最強」と評された。

 北朝鮮は未知の戦力をいくつ隠し持っているのか――。

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