狙うはスーパー玉の輿! サウジアラビアのサルマン国王(81)が12日夜、専用機で羽田空港に到着した。国王来日は1971年のファイサル国王以来、46年ぶり。これにソワソワしているのが、玉の輿を狙う独身女性たちだ。

 なにせ“石油王”のセレブぶりは桁違い。今回の来日でも足腰の弱いサルマン国王のために、搭乗機から地上までの数メートルのためにエスカレーター式特製タラップを持ち込んだ。

 国王に随行したのは、王族や関係閣僚、国王の使用人、企業幹部など約1500人。一行は約10機の飛行機に分乗してやって来たという。

 また同国では富裕層の間で鷹狩りがはやっており、機内にハヤブサを持ち込むことが認められている。今回、国王が機内に持ち込んだハヤブサはなんと80羽! 一羽一羽にパスポートが発行され、航空運賃も発生している。

「国王ご一行の移動はリムジンとハイヤー。ベンツやBMW、レクサスなど高級車限定で400台以上のオーダーが入ったため、都内のハイヤー会社だけでは足りず、東海地方からもかき集めた。宿泊先は都内の高級ホテルのスイートルーム。事前に1200室は押さえたそうだが、まだ足りない。思わぬ特需に沸いている」(関係者)

 国王は15日まで日本に滞在し、天皇陛下との面会や、安倍晋三首相(62)と会談を行う。気になるのは、それ以外のオフをどこで過ごすかだ。

 なかでも玉の輿狙いの独身女性は「お供の1500人のうち1人でもいいから知り合いたい」と気合十分。宿泊先や出かけそうな“遊びスポット”を念入りにリサーチ中だ。

 ある30代後半の女性は「一夫多妻制で、第100夫人でも全然いい。一生お金には困らないだろうから」と即答。宿泊先とみられる都内のホテル前やクラブには偶然を装って出会うべく、すでに“ドクジョ”が待機中だ。