“ミスターiPS”森口氏 虚偽報道の真実

2012年12月17日 10時30分

 ノーベル医学生理学賞の山中伸弥教授(50)が、スウェーデン・ストックホルムで行われた授賞式に出席し、最高の栄誉を受けた(現地時間10日)が、別な意味での“ミスターiPS”森口尚史氏(48)が本紙インタビューに応じ、一連の虚偽問題について告白した。「実施した」と言い張る海外での臨床手術について、同氏は驚きの持論を展開。私生活ではまさかの“フィアンセ”の存在も明かした。一部で「反省してるのか!」という声も聞こえてくるが、とりあえず森口氏の言い分を聞いてみようではないか――。

 ――山中教授がノーベル賞の授賞式に出席した

 森口氏:(なぜか上から目線で)おめでとう!と言いたいですね。彼は僕に研究者として「冒険してもいい」ということを教えてくれた。彼の今回の実験は、普通なら数個のiPS細胞を入れるところを10個入れた。10個ですよ! これは本当にあり得ないことで…(難しすぎるため省略)。

 ――世間では山中教授の顔に泥を塗ったといわれているが謝罪は

 森口氏:謝罪? 何で? マスコミが虚偽申告だの改ざんだの騒いでいるだけで、僕は少なくとも臨床応用手術1件はやっていますから。うそはついていない。それに…。

 ――はあ

 森口氏:iPS細胞という言葉が世間にこれだけ広まったのは、結果的に僕が起こした騒ぎがきっかけになった部分もある。昨年の今ごろ、iPS細胞と聞かれても誰も知らなかったでしょ?

 ――それはそうかもしれませんが…

 森口氏:言い方は悪いけど、山中先生とは“勝負に勝って試合に負けた”という感じですね。

 ――言ってる意味がよく分からないが…(笑い)

 森口氏:だから、iPS細胞を広めたのは誰だってことですよ!

 ――…。臨床手術1例については間違いないか

 森口氏:はい。読売新聞には6例と書かれたけど、あれは今後行う予定のものも含めたり、記者が書くとは思わなかった部分もあったが、少なくとも1件はやった。

 ――どこで

 森口氏:それは18日のトークライブで明らかにします。海外ですよ。ただ…僕の見えないところでいろんな力が働いていたんです。

 ――話が見えないが

 森口氏:虚偽報道が出た時に、客員講師として働いていた米国のハーバード大が真っ先に「森口なんて知らん」となったでしょ。「うそつくな!」と抗議に行こうとしたが、通してくれなかった。疑問に思い、調べたら恐るべきことが分かった。