「新国立競技場」起工式 森喜朗氏なぜ欠席?

2016年12月11日 13時24分

起工式に出席した(左から)安倍首相、丸川五輪担当大臣、小池都知事

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジオとなる新国立競技場(東京都新宿区)の起工式が11日に行われ、安倍晋三首相(62)、丸川珠代五輪担当大臣(45)、小池百合子東京都知事(64)が出席した。新国立競技場に関して、昨年7月に政府は建築家のザハ・ハディド氏(故人)のデザイン案を白紙撤回。同年末に新しい案を決定していた。

 安倍首相は「新時代のスポーツと文化を発信する競技場として生まれ変わる。日本の力を世界に発信し、我が国の未来を作りだす大会になる」とあいさつ。丸川氏は「成熟した日本の誇りを打ち立てる機会になる」と五輪の意義を語った。

 小池氏は「IOC(国際オリンピック委員会)のアジェンダ2020が初めて適用される大会になる。神宮の杜と調和し、多くの人が集うことになる」と競技場の日本らしさを指摘し「国と組織委員会と緊密に連携して、東京都の総力を挙げて準備に万全を期したい」と意気込んだ。

 そういえば、肝心のあの人がいないではないか。組織委員会の森喜朗会長(79)だ。新国立競技場は「杜のスタジアム」というコンセプトだが、森氏の存在感ゆえか「森のスタジアム」とやゆされることもある。森氏にとっての晴れ舞台といってもいいはずだ。

 起工式スタッフは「組織委員会からは副事務総長が来られていました。森氏は(ほかに)予定があったようです。今日、組織委の方は祝辞を述べてませんが、森氏が出席していたら話をしていたでしょう」と話した。

 新国立競技場は19年11月に完成予定となっている。