小池塾こそブラックボックス!? 橋下氏に講師断られた不透明経営

2016年11月19日 08時00分

橋下徹氏

 小池百合子都知事が塾長を務める政治塾「希望の塾」がダメ出しを連発されている。橋下徹前大阪市長(47=顔写真)が17日、依頼されていた小池塾の講師を断る意思をツイッターで明かした。

 

 橋下氏は来月10日に行われる第3回希望の塾で、講師を務める予定だったがこの日「こんなややこしい仕事はやらない方がいいだろう」と辞退を表明した。

 

 橋下氏は政界引退後、講演に引っ張りダコで、1回200万円(推定)のギャラが発生していた。小池塾の講師を務めることが決まるや、小池塾側と維新側の複数の議員や関係者が「カネを取るのか」「(講演料を)値切る」「無料にする」などと吹聴していたというのだ。

 

「小池塾は受講料としてしっかりお金を集めているのでこちらが値引きする理由はないし、他の主催者に対して失礼になる。また他の講師よりもためになる講義をやる自信もある」(橋下氏)とプライドをのぞかせた。

 

 永田町関係者は「橋下氏は銭ゲバとの批判もあるが、今は文化人で、ネームバリューを考えれば講演料が発生するのは当然。この手の話があると議員は手柄をアピールしたいからあれこれ勝手を言うもの」と話す。

 

 知らぬところで話が進んでいることに、橋下氏は塾の事務局側に問い合わせたというが、責任者が明確でなかったという。「今回の件は、小池さんは関知していないであろうが、事務方のさばきに色々問題がありそうだ」(橋下氏)と愛想を尽かした格好だ。小池塾は“7人のサムライ”の1人である本橋弘隆豊島区議(55)が代表を務める政治団体「都民ファーストの会」が運営している。ただ、本橋氏をはじめ、小池氏を支援する区議らは、処分問題や政務活動費の不適切使用疑惑などにさらされ、表に出てきていない。ある塾生は「橋下氏の言う通り、事務局の運営がどうなっているのかがハッキリしていない。小池知事は都のブラックボックスを暴くと言いながら、自分の塾が不透明では筋が通らない」と話す。小池塾をめぐっては高額な会費、講師の人選等で批判を浴びていたが、橋下氏の辞退騒動でまた物議を醸しそうだ。