猪木氏が安倍首相に“闘魂外交”をアドバイス

2016年11月16日 07時30分

アントニオ猪木議員

 アントニオ猪木参院議員(73)が、米大統領選で勝利した“暴言王”のドナルド・トランプ氏(70)と17日にニューヨークで会談する安倍晋三首相(62)に“闘魂外交”をアドバイスする。

 トランプ氏が選挙戦で多用した決めぜりふ「お前はクビだ!」は、世界最大のプロレス団体「WWE」のビンス・マクマホン会長(71)が使っていたものだった。

 WWEのリングにも立った過去があり、プロレス流の“ヒール戦術”で大統領選の話題を独占したトランプ氏に対し、猪木氏は昨年の予備選の最中から、非公式で面会を申し込んだという。

 トランプ氏は、安倍内閣の一丁目一番地である環太平洋連携協定(TPP)の発効に“ノー”を叩きつけ、今後の日米関係が先行き不透明の暗い状況になっている。

 猪木氏は15日の参院TPP特別委員会で、安倍首相に今後の日米関係をどう構築するのか、自身の闘魂外交を交えながら質問する。「安倍首相が早い段階でトランプ氏と会談することは評価している。しかし、期待はしているが、お互い手探り状態で終わるのでないか。残念だが、TPP発効はダメになるだろうし、(日米関係は)まったく先が読めなくなった」(猪木氏)

 とはいえ、トランプ氏へ切り込む材料はあるという。「トランプ氏にはいろいろな人脈があるんですよ。日本ではビンスばかり取り上げられているが、元ミネソタ州知事でレスラーだったジェシー・ベンチュラ、それに元NBAのデニス・ロッドマンも熱烈なトランプ支持者なんです」

 安倍首相には、トランプ氏が持つ世界各国のVIP人脈を意識しながら会談に挑むことを強くアドバイスしたいという。安倍首相は猪木氏の“闘魂外交”に耳を傾けるのか。