和歌山アドベンチャーランドでパンダの赤ちゃん誕生 パパは“70歳”

2016年09月19日 15時00分

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は18日、ジャイアントパンダの「良浜(ラウヒン)」(16歳)が、8頭目の子供となるメスの赤ちゃんを産んだと発表した。

 同施設によると、生まれた赤ちゃんは体長24センチ、体重は197グラムで、母子ともに健康状態は良好だという。一般公開の時期は母子の様子を見ながら検討する。

 5月にオスの「永明(エイメイ)」(24歳)との交尾が確認されていた良浜は、子育て上手なパンダとして有名。特徴的なのが、赤ちゃんに適度な刺激を与えたり、ゲップをさせるために、赤ちゃんを口にくわえてグルグル回すしぐさだ。この特徴は2008年に死んだ母親の「梅梅(メイメイ)」から受け継いでいるといわれる。

 一方、永明は人間ならば70歳を超える年齢で、飼育下で自然交配し繁殖に成功した世界最高齢のオスのパンダという。良浜との間に8頭の子供をもうけているほか、梅梅との間にも6頭の子供を授かっている。ちなみに良浜の父親は「哈蘭(ハーラン)」というパンダ。梅梅が中国で身ごもり、同施設に来園後に生まれたのが良浜だ。

 飼育下におけるジャイアントパンダの寿命は、長くて30年ほどといわれている。永明の生命力の強さと子づくり上手ぶりには驚嘆するばかりだ。