8月11日「山の日」で鼻息荒い「テレビ局」「海の家」

2016年08月10日 16時00分

 今年から国民の祝日となった8月11日「山の日」。当日には、全国各地で記念イベントやフェアが開催されるほか、新たな人の流れができるなど、様々な経済効果が見込まれている。

 来客数アップを期待するのは当然ながら「海の家」も一緒だ。

 関東地方のある海水浴場で海の家を経営する男性は「海に入れなくなるお盆過ぎになると客数が激減するので、稼ぎ時のこの時期に祝日ができたのはありがたい。やはり、休日だと平日に比べて1・5倍から2倍は人が来る」と説明する。

 とくに今年は梅雨明けが遅くなった影響で、7月中の客足が例年に比べても鈍かった。そのため、ようやくやってきた猛暑と今年から施行される祝日に鼻息を荒くしている状況だという。

 また、同様に期待を寄せるのがフジテレビ関係者だ。

「11日の明け方には、リオ五輪の体操個人総合決勝を放送する。団体の金メダル獲得でも盛り上がっているし、この日が休みだと、いつも以上に見やすくなる。時間帯が時間帯だけど、相当な数字が取れるはず」

 同日午前7時からは、リオ五輪サッカーの決勝トーナメント進出をかけた日本対スウェーデン戦も行われるので、視聴者にとっても祝日はナイスタイミングといえる。もっとも、肝心の山に関しては、気がかりな点も。

「今年に入って、各地でクマの出没件数が急増しているせいで、山登りする人がやや減っている。山に入る人はクマ対策を怠ってはいけない」(中部地方の山岳ガイド)

 今月に入っても、埼玉県秩父市や秋田県鹿角市などでクマが出没している。山登りやハイキングをする際は熱中症対策とともに、クマについても留意する必要がありそうだ。