小池百合子新都知事「五輪利権」追求に本腰 調査チーム設置へ

2016年08月02日 17時19分

就任会見を行った小池百合子新東京都知事

 小池百合子新東京都知事(64)が2日、都庁で就任会見を行った。100人ほどの報道陣を前に「今朝、東京都知事に就任しました。どうぞよろしくお願いします」と“お手柔らかに”と言わんばかりにニッコリ。選挙中に語った東京大改革を説明した。

 

「選挙中は『劇団ひとり』とやゆされましたが、291万あまりの改革のうねりが広がったことに驚いています。重責を担う現実に身の引き締まる思い。東京大改革は選挙のための言葉じゃない。しっかり実行していくための具体的取り組みについて説明したい」

 

 まずブチ上げたのが都政改革本部の設置だ。本部長に小池氏が就任。既得権益にとらわれない外部の専門家に協力してもらうという。この本部の下に特定の課題ごとの調査チームを発足させる。

 

「情報公開の調査チームを作る。また、東京五輪・パラリンピックの調査チームも。都民のお金が不正に使われないように徹底した情報公開をしていく」

 

 質疑応答で「利権追及をするということですが、オリンピック関連で『都議会のドン』が利権で動いたとの報道があった。このテーマは扱うのか」と、週刊文春で報じられた内田茂都連幹事長(77)のことを聞かれると…。

 

「個別のことはお答えしない。裏づけなく情報が漂っている。内容を集約するシステムを作る。モヤモヤした中でオリパラをやるのは不幸です」。直接、内田氏に言及するのは避けた格好だ。この日、都議会の各会派へのあいさつでも小池氏は内田氏に会えなかった。

 

 会見では元参院議員の田嶋陽子氏(75)がテレビ番組の取材で参加。「訓示のとき、都職員の95%が男性だった。女性の視点が入った方がいい。そのためにどうしていきたいか」と直撃すると「ご指摘はエールに聞こえた。女性の幹部への登用を進めたい」と返答。田嶋氏は「そうそう」とうなずいた。

 

 小池氏に求められることは多い。