【都知事選】投票権なくてもお構いなし?地方からも“鳥越サポーターズ”参上

2016年07月28日 07時00分

もみくちゃになりながら、練り歩きする鳥越氏

 東京都知事選に野党統一候補として出馬したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を支えているのが、熱心な“鳥越サポーターズ”だ。

 選挙戦も終盤に差し掛かった26日、鳥越氏は板橋区のハッピーロード大山商店街で徒歩遊説を敢行。同氏の練り歩きは、18日の豊島区巣鴨に続き2度目。巣鴨では15分ほど歩いたあと、ある意味伝説となった“40秒演説”を行い、高齢者を中心とした聴衆から「短い」「やる気あるのか!?」とブーイングが飛んだ。

 この日は午後4時半に商店街に到着し、長さ540メートルのアーケード街の3分の2を約15分かけて闊歩。演説時間は11分で、東京都からの平和&非核宣言など、国政にも通じる選挙公約を力説した。

 歩行距離、滞在時間ともに、先に同所で遊説を行った小池百合子氏(64)に負けたが、熱気だけなら鳥越氏の方が上だ。

 同氏の到着前から商店街には「都政を取り戻す」と書かれたビラを持った老若男女が集結。鳥越氏が登場するや、我先にと握手を求めに走り「頑張って」「負けないで」とエールを送る。

 演説で同氏が反戦を訴えれば「そうだ!」とすかさず合いの手。最近では演説後に「と~りごえ! と~りごえ!」とコールを行うことが“お約束”となっている。

 商店街はマスコミも大挙詰め掛けたことから、一時パニックになるほどの盛況ぶり。このすさまじい熱気は他の陣営にはないものだ。

「鳥越さんの考えに賛同し、宮城県や出身地の福岡県など、全国からかなりの数のサポーターが、応援に来てくれている。非常に心強い」とは選対関係者。
 サポーターに投票権がなかろうが、お構いなし。すべては鳥越旋風を起こすためだ。

 別の選対関係者は「終盤に向けて、一部で『少ない』と批判された遊説回数も増やしていく。そのために体力を温存しておいたんだ」と強気に言い放つ。巻き返しなるか――。